中国軍による軍事演習が台湾周辺で行われ、ロケット弾27発が発射された。演習は29日に中国側が発表し、30日に実弾射撃を実施。午前9時に17発が福建省平潭から基隆の北東約130キロの海域に、午後1時に10発が石獅から台南の西約93キロの海域に落下した。また、中国の軍用機71機、軍艦13隻、海警船15隻が台湾周辺で活動し、一部は台湾海峡の中間線を越えた。
演習は国際航空の安全にも影響を及ぼし、民間航空機941便にも影響が出た。

この軍事演習は実に危険で挑発的な行為と言える。中国が軍事力を誇示する背景には、台湾に対する圧力を強化し、地域の安定を揺るがす目的が見え隠れする。国際社会はこの状況に対して迅速に対応する必要があります。まず、国連や関連する国際機関は中国の行動を非難し、地域の平和維持のために外交的な圧力をかけるべきです。さらに、各国は防衛協力を強化し、台湾の安全保障をサポートする体制を整えることが求められます。そして、情報共有と監視を強化し、民間航空や貿易への影響を最小限に抑える努力も不可欠です。このような一連の策を通じて、平和と国際秩序を重んじる価値観を対峙させ、地域の安定を確保することが急務です。
ネットからのコメント
1、ロケット弾27発を撃ち込む「演習」で、民間航空にまで影響を出す――これを訓練と呼ぶなら、随分と迷惑な自己主張です。
軍事力を誇示しなければ存在感を示せない国家ほど、実は内側に不安を抱えているものですが、その不安を周辺国と一般市民に押し付けるのは筋違いでしょう。国際社会が問題視しているのは「台湾問題」そのものではなく、ルールを無視し、力で現状変更を既成事実化しようとする姿勢です。空域や海域を私物化するかのような行動は、もはや威嚇ではなく秩序破壊に近い。武力を振り回すほどに信頼は失われ、孤立は深まる。歴史が何度も証明してきたこの単純な因果関係を、いまだに理解できないのだとしたら、それこそが最大の「弱さ」なのかもしれません。
2、実弾やロケット弾を撃ちながら「演習」と言われても、周辺国や民間にとっては脅威でしかない。民間機の運航にまで影響が出ている時点で、もはや内輪の訓練では済まされない。こうした行動を黙認すれば、危険な既成事実だけが積み上がっていく。誰が見てもエスカレートしている現実から目を背けるべきじゃない。
3、もしもロケット弾が当たって航空機を撃ち落とすような事態になれば、世界中から非難されることを分かってないのでしょうか・・・。
非常に危険だと思います。万が一、日本の領海に着弾するようなことがあれば、即座に反撃してほしいですね。総理のリーダーシップを期待しています。
4、これって日本にとっての有事に定義づけるべきでしょう。実際内戦が勃発した場合、中国は沖縄や太平洋への勢力拡大も視野に入れていることは間違いない。日本はこれまでの性善説を前提とした大人の対応ではなく、中国の軍事挑発を国際社会に向けて大々的に非難すべきである。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/03a9ca7cbc066dad7de5425b2e80fdc7cdacff94,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]