事件概要:19歳のバンダービーン新愛さんは、長崎大学医学部の学生で、被爆者である祖母の経験を受け継ぎ、核兵器のない世界を目指して活動を続けています。新愛さんは、祖母・田川敬子さん(86)の被爆体験を幼少期から聞き、医師になる夢と平和の実現を重ね合わせてきました。今年4月、長崎大学の学生6人と共に、ニューヨークで開催されたNPT核拡散防止条約再検討会議に参加し、核保有国の若者たちに祖母の体験を伝えました。
しかし、核軍縮に関する意見がまとまらず、議論の結果として「勧告案」は採択されませんでした。それでも新愛さんは、平和を守るために活動を続ける決意を示しています。
コメント:新愛さんの活動に触れると、核兵器の恐ろしさを再認識せざるを得ません。祖母のような被爆者の経験を聞き、その痛みを次世代に繋げようとする姿勢は、本当に尊いものです。しかし、国際的な核軍縮議論が前に進まない現状には、強い憤りを感じます。核保有国が、威嚇と抑止力を名目に核兵器を保持し続ける中で、真の平和は到底訪れないのではないかと疑問を持ちます。この問題に対しては、さらなる国際的な圧力と市民運動の強化が不可欠です。まず、核兵器の非人道的側面を世界に改めて訴え、次に核兵器廃絶の道筋を示す具体的なプランを構築し、最後に若い世代が平和を守り抜くための教育と連携を強化することが重要です。
平和を願う者たちの熱意が、結局は歴史を動かす力となることを信じています。
ネットからのコメント
1、人も国も一度手にした強力な力は絶対に手放したくないもの。特に現状究極の兵器である核兵器を核保有国が手放すのは至難の業だろう。核廃絶は見果てぬ夢だが、核兵器を使わせない、という道はあるのかもしれない。戦略核にせよ戦術核にせよ現状先制使用することによるデメリットの方が多いという状況を維持し続けることが重要だと思う。
2、子供の頃に長崎で平和教育を受け、今は関西で子育てしてます。残念ですが長崎のような平和教育は関西では行われていないです。歴史の教科書の一部の認識です。ですので原爆についての知識も少なく、平和について戦争についての意見もしっかりと持ち合わせていない子が多いです。核兵器の所持については様々な意見があるのは承知しておりますが、原爆について、原爆投下のその下で起こった事は日本人として知っておくべき事だと思います。平凡な日々は平和の基に成り立っています。その事もしっかりと子供達には考えて欲しいです。やはり平和教育は大事だと思います。
3、被団協のノーベル平和賞で最も喜んでいるのは核保有国であるアメリカ、ロシア自身だ。核の拡散がなければ、現保有国の核の価値があがるからね。それが現実。ロシアは核を有効につかって核非保持のウクライナを恫喝している。 アメリカは日本をつかって核の恐ろしさを世界に喧伝させる役割を日本に担わせている。そのおかげでアメリカは核保有の利益を貪っている。その対価をしっかりアメリカに要求すべき。アメリカが核の利益を日本に還元しないなら、日本は核保有も辞さない決意を示すべき
4、この時期になると、こうしたムリに美談にしてしまう報道がまん延しますね。日本は核兵器を作らない、持たない、持ち込まない国だから、使うことはないのに。核兵器を使わせないなら、戦術核兵器の使用を仄めかしてNATO諸国を恫喝したロシアへ行かれて、反核反戦平和の取組をされては。核兵器のない世界を目指すなら、イギリス、フランス、アメリカ、インド、パキスタン、北朝鮮でもいいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1b8d32e50a82e10bc641c4d85aabafa7ae1b1924,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]