事件概要:2024年7月4日早朝、海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が中国浙江省沖の中国領海に誤って侵入した。この際、中国側は警告として砲弾を2発発射したが、すずつきには当たらなかった。原因は「すずつき」の航行用電子海図の操作ミスで、領海と公海の境界表示が出ていなかったため、乗組員は中国領海に侵入していることに気付かず、20分間の航行を続けた。
中国側は領海侵入後、すずつきに進路変更を求め、警告射撃を行った。中国艦船が他国艦船に警告射撃を行うのは非常に異例なことだ。
コメント:今回の事件は、海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が誤って中国領海に侵入したという事実そのものよりも、ミスを招いたシステムの脆弱性に大きな問題がある。電子海図の操作ミスで領海を誤認し、危険な状況に陥ることがあってはならない。まず第一に、航行用システムの操作訓練を徹底し、ミスを未然に防ぐための対策が求められる。次に、領海や公海の境界線を誤認しないよう、警告システムやマニュアルの強化が急務だ。さらに、国際的な海上安全のためには、警告射撃に頼らず、外交的対話の手段を優先するべきだ。こうした問題が続けば、さらなる緊張を生むだけだ。
ネットからのコメント
1、日本は中国の航空機や艦船が領空、領海に侵入した時に警告射撃をした事が無い。
今後は警告射撃をするか、拿捕して西日本の空港や港湾に連行して日本メディアによる放映と乗組員へのインタビューを実施する様にお願いします。
2、ある意味、中国の対応は適切。日本も警告射撃すれば良い。やらないから堂々と領海侵犯させる事になっている。初動が大事であるのを、今一度肝に銘じてやってほしい。
3、中国の軍艦も日本の領海を普通に航行している。これは無害通航権と言って、安全を害しない限り軍艦にも適用される。戦争状態でも無いのに領海に入っただけで警告射撃するのは、中国が日本を敵国と認めているのと同じです。
4、逆の状況なら‥海自の艦艇は威嚇射撃はしてませんよ!しかしながら‥また、尖閣諸島へ侵犯して来たら同じ様に威嚇射撃して貰いたい
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ca95c0f7490b9713277df5d33aa2193bd61257ec,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]