事件概要:広陵高(広島)は、部員による暴力事案を受け、全国高校野球選手権大会から出場辞退を表明した。10日午後、広島市安佐南区の同校で保護者向けの説明会が開催され、校長は出場辞退の理由や経緯について説明した。説明会では、質問が一切出なかったが、保護者の理解を感じ、感謝の意を表明した。堀正和校長は、広島県高野連副会長の辞任を申し出たことも伝えた。
また、学校に対する爆破予告があったことについても言及し、学校を守る理解を示した保護者に感謝を述べた。説明会は約30分で終了した。
コメント:このような事態が発生する背景には、教育現場の管理体制や指導方針における欠陥がある。暴力事案が生じた場合、学校や教育委員会はより迅速かつ徹底的な対応を求められるべきだ。事実を隠蔽したり矮小化することなく、詳細に報告し、改善策を講じることが必須だろう。まず、暴力行為の根本原因を徹底的に分析し、再発防止のための教育・指導体制を強化すべきである。例えば、部活動の指導者に対する適切な研修やメンタルヘルスサポート、また部員同士のコミュニケーション強化が必要だ。次に、学校側の危機管理体制を強化し、緊急時の対応マニュアルを整備すべきだ。そして、今後は教育現場での倫理観や責任感をより一層高めるよう、全関係者が連携して取り組むべきだ。
ネットからのコメント
1、まずは被害者とその家族に謝罪するべきでは。なんか辞退が決まってから、身内を守る話ばかりで公表するなら、まず被害者に何か伝えなければいけなかったのでは。そして被害家族がSNSに出した被害事実より遥かに矮小化されてるのも気になります。事実認識が食い違ってますよね。
2、ここまで騒ぎが大きくなり、加害者と目される生徒の保護者がいる状況での保護者会。世の中の反応を見て「なぜ辞退なのか」と問う保護者はいないでしょう。とにもかくにも学校側が初動を間違えましたね。被害者に寄り添うというあたりまえのことをせず、学校の体面を優先してしまいました。堀校長は高野連で肩書がありました。「寛大な処置」でかえって事態を悪化させた高野連の責任も大きいと思います。
3、30分で終了って逆に恐ろしい。保護者会は野球部を頂点としたカーストがあるから何も言えないんでしょう。今後、このカーストが崩れた瞬間に崩壊へと向かうのかと思います。意を許容してくださったを本気で思っていたとしたら凍えるくらい恐ろしい学校だ。
4、初手から対応を間違った結果だと思う。当事者(加害者含む関係者)が事件を軽く考えたのか、野球を優先したのか。高校を名乗っている限り、大前提としてまずは教育なのでは?部活動が優先させるのがそもそも間違いであり、部活動の成績にしか魅力のない高校はいずれ淘汰されていくとは考えないのか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/621ea7938590a26a42c59c1c00575587d5b581d0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]