猛暑やプール施設の老朽化、教員の負担軽減などを背景に、学校の水泳授業は全国的に減少し、実施回数が昨年は数回程度にとどまる学校も増えている。外部プールの活用も進む一方、十分な実技時間を確保できず、家庭が月謝2万6400円(3人分)や約1万2000円を負担してスイミングスクールへ通わせる例もある。公営教室も3~4カ月待ちが発生し、経済力や地域環境による泳力格差が拡大し、水難事故から命を守る技能の習得不足が懸念されている。

本来、命を守るための泳力は家庭の経済力で左右されるものではありません。それにもかかわらず、学校教育だけでは十分な技能を身に付けられず、習い事に通える子どもだけが上達する現状は、公教育として見過ごせない問題です。背景には、老朽化した施設への投資不足、猛暑対策の遅れ、教員負担への対応を場当たり的に進めた結果、教育の質の維持まで後回しになった構造があります。
改善には、①学校プールや代替施設への計画的な予算投入、②自治体と民間施設が連携した継続的な実技授業の整備、③経済的事情に左右されない補助制度や無料教室の拡充、④教員とインストラクターが役割分担する指導体制の確立が必要です。子どもの命を守る技能を「家庭の自己負担」に委ねる社会は健全とは言えません。教育格差を放置するのではなく、すべての子どもが等しく学べる環境を整えることこそ、公教育の責任です。
ネットからのコメント
1、30~40年前も、学校の水泳授業だけで全員が泳げるようになりませんでした。当時も、泳げる子は運動神経良かったり、スイミングスクールに通っていました。泳力の差は今に始まった話ではありません。授業回数が減っていることは課題かもしれませんが、学校だけで全員が泳げるようになることを期待するのは無理なのでは。学校の役割は、水に親しみ、安全に行動するための基本を教えることです。泳ぎ方の習得は、家庭や習い事が担う部分が大きいと思います。水泳に限らず、何でも学校に求める風潮が強すぎるように感じます。
学校と家庭の役割を考えないと、学校の先生は更に疲弊してしまいますよ。
2、昔のように夏休みのプール開放もなく、熱中症アラートや雨天でプール授業は中止。うちの子供を見ていると年間でプール授業は5回程度でしょう。運動センスもないのでもちろん泳げません。そのためにあの大きなプールに水を張る必要があるのかとても疑問です。教師の負担も大きいでしょう。町内に民間の屋内プールがあるので、民間丸投げでは無く官民協力で授業を進めてくれたらありがたいのになとずっと思っています。
3、うちも3人通わせていて、だいたい同じ位の金額です。金額的には大きいけれど、いざという時に水に浮く事ができたら万が一の水難事故で助かる可能性を広げる為に習わせ始めました。私が子供の頃は近くに川があり、毎夏こどもの水難事故がありました。今住んでいる地域から少し離れた所に川があり、川に近づいてはいけないという親の言いつけを守らなかった時、落ち着いて浮く事ができたら生存率があがれば良いな、という親の希望的観測で習わせています。
泳げたらいいな、というより水(プールと川は違いますが)に落ちても落ち着いて浮く等の行動ができたら良いな。水難事故から子供の命を守る為に水泳教室を始めました。
4、プロを目指すわけではなく、ただ泳げるようになりたいだけ(クロールだけでもいい)のレベルなら1〜2年も通えばできるようになりますよ。(子の年齢にもよるけど)なので月謝高くても、その時期だけと思えばやれないこともないかなと。それにスイミング教室はバスが出てたりもするし、小3くらいからなら1人でも行けます。(うちはGPSは持たせてましたが)学校の授業は梅雨時期に開始なので雨で中止、梅雨明けは暑すぎて中止、本人の体調不良などもあれば全然回数がなく、授業だけで泳げるようになるのはもともとの運動神経が良い子だけではないかなと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e7718fb1a013af1a740927501ce1a0154ca389d1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]