ロシアのウシャコフ大統領補佐官は7日、プーチン大統領と米国のトランプ大統領が近く首脳会談を実施することで合意したと発表した。会談は米側の提案に基づき、両国は準備を進めており、開催場所も決定済みで後日発表される。ウシャコフ氏は、米露首脳にウクライナのゼレンスキー大統領を加えた3者会談については否定的な見解を示し、トランプ大統領との2国間会談の成功を最優先すると強調した。
また、6日にモスクワで行われたプーチン氏とウィットコフ中東担当特使との会談では、ウクライナ問題の解決に向けた協力が話し合われた。ウシャコフ氏は、近年の対話とは異なり、互恵的な関係が確認されたと評価した。
首脳会談を通じて、米露の関係が改善に向かう可能性が見えてきたとはいえ、依然として不透明な部分が多い。特に、ウクライナ問題を巡る協力や、米側の3者会談への前向きな姿勢に対し、ロシア側は慎重な立場を取っている。このような立場の違いが会談を難航させる可能性は高い。ロシアと米国の間で信頼を築くためには、まずは言葉だけでなく行動で信頼を示すことが求められる。例えば、会談内容が公開されるべきであり、これが外交の透明性を高め、国際社会の理解を得る助けとなるだろう。さらに、ウクライナ問題については双方の協力が不可欠だが、それに対する具体的なロードマップの提示が欠かせない。
また、両国がウクライナ問題を単なる政治的駆け引きの道具として使わないよう、問題解決に向けた真摯な取り組みが望まれる。
ネットからのコメント
1、結局、プーチンはトランプを言いくるめて、のらりくらり時間を稼いで停戦合意を遅らす。で、ウクライナが先に攻撃したと言って停戦をしない。攻撃を続ける。プーチンの要求は終始一貫変わってない。ウクライナの非武装中立。事実上の降伏。で残ったウクライナの地域は占領して、なんちゃって住民投票でロシアに統合する。なんか、プーチンは時間稼ぎをしている様に思う。
2、単なる時間稼ぎに過ぎない。プーチンはそもそも戦争を止める気はないし、トランプは停戦に努めている体にしたい。トランプ大統領が全面的にウクライナ側に立つことはないでしょう。この期に及んでプーチンの真意が分からないはずはない。ゼレンスキーに譲歩(領土割譲)を迫るのは目に見えている。
3、他の方も言われている様に、またもプーチンの時間稼ぎの為の会談。トランプは自己宣伝になるので前向きだろうが、プーチンにとっては面倒くさいご機嫌取りに出掛ける気分だろう。
急に何を言い出すか分からないトランプの機嫌を取っておかないと、制裁云々でまた騒ぎ出し、最悪ウクライナ支援に拍車がかかる事になっては厄介。頃合い見計らって「忖度」しておくのが無難。当事者であり主役である筈のゼレンスキー大統領を抜きに2者会談。プーチンはウクライナを主権国家と認識するつもりが無い事は変わらないだろう。
4、米ロの首脳会談が決まった事は良いことですが、トランプはプーチンに停戦に合意しない場合、現在より強力な軍事支援、経済政策を行う事を約束すべき。アメリカからウクライナへの更なる軍事支援はロシアが一番避けた事だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e433f377088fa888db55964837c8d46a1beebea8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]