静岡県伊東市の田久保真紀市長が、学歴詐称の疑いで百条委員会に出頭しました。市長は東洋大学の卒業証書を巡り、議長に対して19.2秒提示したと説明し、過去に声明した内容と矛盾しないと強調しました。一方、匿名の告発手紙を持ち出した委員からは、疑惑を深める質問が寄せられました。市長は、友人たちに確認を取った結果、卒業証書を作成した事実はないと主張。
これに関して必要であればさらなる確認を行うことを示唆しました。これまで市長は委員会への出頭や証拠提出を拒否してきたことで、刑事告発も受けていました。
田久保市長に対する学歴詐称疑惑は、市民の信頼を大きく揺るがしています。この疑惑が指摘される根本的な問題は、政治家の透明性と説明責任の欠如です。まず、市長が公正な調査を受ける制度の強化が必要です。次に、市民に対する報告義務を徹底し、疑惑が生じた場合の迅速な情報公開を義務付けるべきです。そして、信憑性のある第三者機関により、事実確認の厳密な監査を実施できる仕組みを整えることが考えられます。この問題を契機として公職に就く者の誠実さと透明性を再確認し、疑念が抱かれるたびに迅速にクリアにする文化の確立が必要です。疑惑の発生源を取り除くことで、信頼の再構築が可能となります。
ネットからのコメント
1、「卒業していない人間に卒業証書を発行していない」と東洋大学が声明を出しているのだから、田久保氏が卒業証書を持っていない、という前提で話を進めるのが正しい。今回は「卒業証書が本物か」ではなく、「卒業証書、および経歴を偽装した事」に関する申し開きの場とするべきだった。田久保氏が文句があれば訴えれば良いわけだし、真実はそこで明らかになる。こうなったのであれば、田久保氏のこれ以上の言い分を待たずに処分を決めてしまうのが良いと思います。
2、ちゃんと卒業したかどうかも覚えていない人の記憶ほど、あてにならないものはないでしょう。「卒業証書は19.2秒見せた」なんて、えらい細かいこといっているなあと思いましたが、そうではなくて「見せたと記憶している」と記憶の説明をしているのです。なので19.2秒が正しくなくとも、記憶の上では、ということだから問題ない。弁護士とも相談して偽証罪が成立しないような説明の仕方をしているのでしょう。誠実さのかけらもない市長。よくこんな人が市長になれたものだと、つくづく思います。
3、市長でも国会議員でもやることやってくれたら学歴は関係ないと思っていたが、やっぱり学歴はある程度必要であることをこの方が証明してくれています。もう市長側の学歴詐称は決定的であるにも関わらず、不信任から再選挙のプロセスを実施できない制度になっているなら、改正すべき。
4、この卒業証書らしきものを田久保市長に手渡した友人が勇気を出して偽物だったと告発して欲しいな。真の友人なら友人の嘘を正すのも友情の証だと思うのだが。そもそも友人から渡されたという話自体が嘘で、自分が偽装したものかも知れない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f15c562c2488d8683e65d6c9eac339e5f5bd11e3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]