広島の広陵高校は、2025年8月7日に行われた第107回全国高校野球選手権大会1回戦で、北北海道代表の旭川志峯高校に3対1で勝利した。試合は4回に同点、6回に勝ち越し、7回にダメ押し点を加える展開。エース堀田昂佑投手(3年)が124球で3安打1失点の完投を果たした。これによりチームは甲子園での春夏通算80勝を達成した。一方で、同校は今年1月に発覚した野球部内の暴力行為により、SNSを中心に大きな批判を受けていた。
この勝利の裏にある問題は、勝敗の結果よりも重く、根深いものである。暴力行為が起きたにもかかわらず、当事者たちがなぜ大会出場を果たせたのか。この点には、部内処分の不透明さ、学校・大会運営側のガバナンスの欠如、そして社会全体の「勝てば帳消し」という価値観の危うさが表れている。暴力の事実が確認されたのであれば、(1)加害者の明確な処分と公表、(2)指導陣の監督責任の所在明示、(3)学校と高野連による再発防止策の公的提示が最低限必要だ。甲子園は夢の舞台であると同時に、公の場でもある。競技の美しさは、その舞台が正義に支えられてこそ輝く。勝利の歓喜に隠れた歪みを、私たちは決して見逃してはならない。
ネットからのコメント
1、ご心配おかけしましたではなく、まずは、被害者への謝罪だとおもいます。夢の舞台?被害者にとっても、夢の舞台だったはずです。
暴力を振るっても、夢の舞台へ立てるという前例をつくってしまわれました。何が教育?この子達は平気で人を傷つける人間に育つでしょう
2、甲子園予選が始まる前までに、高野連に経緯を話したのはいいことだと思う。だけどネットにあがってるいじめの内容が本当のことだとしたら、いじめをしていない部員には申し訳ないけど、夏の予選を戦うべきではなかった。百歩譲って加害者は示談成立もしくは、相手親のゆるしが出るまでは、グラウンドに立ってはいけなかったと思う。大人が判断を間違えすぎて、潔白な部員がかわいそうだよ
3、何を言ってんの?監督がこの感覚ではこのチームはダメだな。野球はうまいかもしれないけど人としては話にならない。監督の人間性が垣間見れたインタビューでしたが、生徒が暴力事件起こすのもある意味納得出来る。もっと勝ち上がって、もっと注目されて大問題に発展した方がいいと思いました。
4、ご心配をかけた?過去形にして問題が解決したとでも思っているのでしょうか?いじめられた生徒と保護者は一生傷を背負って生きていきます。
PTSD等を発症しているかもしれない。そんな中で厳重注意だけで処分が終わりだと認識して何事も無かったかのようにプレーしている生徒と監督はおかしいと思います。隠ぺいしようとしていた中井氏は監督を辞任すべきです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/88c6ebfe375302f2b67e046bfd77aab7b8f1af6d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]