事件概要:2025年8月12日、俳優の高知東生(60)がSNS「X」にて、広陵高校の野球部における暴力問題について言及した。高知は、高校野球における運動部の厳しい環境が暴力を助長すると指摘。広陵高校は、2025年1月に複数の野球部員による暴力事件が発覚し、その後、夏の甲子園大会において初戦突破後に出場辞退を発表した。高知は、「運動部は自由を奪い、ひたすら練習に集中する環境を作ることが問題で、精神を鍛えるどころか病むか凶暴になる」と述べ、精神的な健康を犠牲にする現在の環境に警鐘を鳴らした。
コメント:高知東生の言葉には、現在のスポーツ環境の抱える問題点が如実に現れている。若者を鍛えることを名目に、過酷な練習や精神的圧力を強いることが、暴力行為を引き起こす温床となっているという現状に、深い憂慮を感じる。高知の指摘通り、過度な指導は心身に悪影響を与え、暴力的な行動や精神的な不調を引き起こすリスクがある。
まず、教育現場における指導方法の見直しが必要だ。選手の個性や心のケアに配慮した、健全な指導法の導入が急務である。次に、暴力行為が発覚した場合の対応を厳格化し、再発防止策を徹底するべきだ。また、スポーツ指導者への研修を充実させ、選手の心のケアに対する意識改革を進めることが求められる。今後、若者たちが健全に成長できる環境を作ることこそが、スポーツ界全体の未来を守る鍵となる。
ネットからのコメント
1、気合いや根性が足りん!水なんて飲むな、バテる!ウサギ跳びで心身を鍛練しろ!こういう間違った指導がなくなったことで、日本人が世界で活躍する機会が増えた。選手の能力の向上でもあるし、指導者の向上でもあると思う。
2、約40年前に高校球児でした。監督の体罰、先輩からの理不尽なイジメ(当時は説教と言っていた)が普通にあり、大好きな野球が嫌いになりました。同級生部員達と相談して後輩が入って来たら、せめてうちらだけでもイジメやシゴキは止めようと決めました。先輩たちからの風当たりは強かったけど、後輩たちの学年から少しずつ強くなりそれまでは地区大会初戦敗退ばかりだったのが、3回戦くらいまでは勝ち上がるようになりました。後輩たちの中に途中退部する子が居なくなって、自主的に練習する子が増えたのも大きいと思いました。監督だけは相変わらずケツバットとか、ビンタとか凄かったけど。
3、高知さんは甲子園常連の強豪校の野球部員で確か寮生活だったんだよね。逃げ場のない厳しい環境にいたという実体験からの発言で、その通りかなと思います。
4、私も高校では野球部でした。 県内で最も歴史ある野球部の一つでした。記念碑なんかも色々ありました。しかし、弱かった。でも野球が楽しくて仕方なかったし、皆一生懸命で先輩も後輩もすごく仲が良かった。進学校だったので予備校や塾に通う部員も多かったし、受験に備え2年の夏で辞める人もったです。練習になかなか部員が集まらなかったですが、楽しい青春の1ページです。 甲子園には一度もでたことはありません。今もです。 こんな暴力沙汰は見るに堪えないし、情けないです。野球が上手けりゃ何でもありという風潮が許せないです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7b2a539b3c3e3befdc20be391e4da57257471da1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]