事件概要：58歳の航空パイロット森和彦さん（仮名）は、都内の高級タワマンに住み、年収2,000万円を得る成功した生活を送っていた。家庭では子どもたちの教育費や住宅ローンが高額で、支出が増加。教育費は年間300万円、住宅ローンは月30万円で、生活水準を維持していた。しかし、55歳を過ぎて老後破産のリスクに直面。退職金3,500万円では住宅ローンを完済するが、生活資金は不足。

さらに妻が健康問題を抱え、高額な医療費も加わり、家計が逼迫。家族で状況を共有し、今後の生活を見直し始めた。

コメント：高収入を得ていても、安定した生活に見える一方で、備えの不足がどれほど恐ろしい結果を招くかを痛感させられます。この事例は、収入に対しての過信がどれほど危険であるかを教えてくれます。収入が高ければ、それに伴う支出も増えるのは当然ですが、重要なのは将来に対する計画的な準備です。住宅ローンや教育費は大きな負担となり得ますが、退職金を一括で返済に使うのではなく、分散投資など将来を見越した資産運用が求められます。また、教育費の負担を減らすために、奨学金などを利用する方法も検討すべきです。これからの時代、安定した収入があっても、予期しない事態に対する備えを怠らず、家計全体の見直しを早急に行うことが重要です。

ネットからのコメント

1、まあありがちな創作だけど、年収2000万が多いと思う勘違いは日本に住んでる、しかもしっかり帳簿をつけてない人にありがちなのかと思う。パイロットだからとか世間的に良いと言われてる会社に勤めてるとか、平均より高いとかそういう日本社会の中で比べて生まれる「高い」感覚なんだろうなと。現実的には一馬力でいつクビになるかわからない民間、ある程度の歳になると病むかもわからない、すぐ売れる物件じゃない限りタワマンを買うのは結構リスク高い。子供はまあ自分で稼いで勉強するしかないね。司法試験受けるにしてもバイトはできるよ。大学院も。

2、[長男は大学院への進学を希望し、長女は司法試験の勉強に専念するため、アルバイトは辞めるといっています。]工学部の長男、大学院修士は、まあ想定の範囲だが、問題は、娘の方だよ。

このあと法科大学院進学、司法試験浪人を繰り返して、気が付けば、３０才まだ浪人中。良くあるパターンじゃない。だいたい、年収２０００万でも住宅ローン抱えてると、そんなに余裕のある家計じゃないょ。専業妻が舞い上がっちゃってるから一連の問題が起きてる家庭ですね。

3、住む家はローン組んで買う前提なストーリーが多いですよねパイロットでも創作でもいいけど「年収2000万の雇われ労働の父親」設定のこのストーリーを、ファイナンシャルプランナーAとBならどうするか、みたいな料理の鉄人家計版があったら面白い。

4、大事な資産を忘れている。一番であるタワマンの価値だ。ローン返済額や残高から見るに優に1.５億はある。それ売ってタワマンディスりの榊氏、牧野氏らが推奨する郊外の売れてない負動産を買えばお釣りがくる。ただだだっ広い空間だけはふんだんにある生活に戻れば良い。