市民団体「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」のメンバーが、沖縄県宮古島市の観光施設駐車場で陸上自衛隊の訓練に抗議活動を行っていた際、駐屯地司令である比嘉隼人・宮古警備隊長が強い口調で「許可取れ、早く」と迫ったことが明らかになりました。県によると、この抗議活動には許可は不要であり、自衛隊側は拡声器を使用した大きな音声が周辺に迷惑をかけると考えたため、警告したと説明しています。
自衛隊の対応は、市民の表現の自由に対する不当な圧力として受け取られかねません。表現の自由は憲法で保障された基本的権利であり、抗議活動が許可不要であることを踏まえれば、この対応には疑問を感じざるを得ません。自衛隊の行動は、権力の過剰行使に見えるだけでなく、市民の正当な抗議活動に対して不必要な威圧を加えた可能性があります。
まず、この問題に対する透明性を確保することが重要です。自衛隊側には、市民との対話を重視する姿勢が求められます。加えて、地域住民の声を適切に聞き入れる機会を増やし、無用な対立を避けるための機構作りが必要です。第三に、訓練を行う場所の選定に際しては、周囲への配慮と協議を徹底すべきです。軍事訓練が行われる場所周辺での公共の活動についても、予防策を講じるべきでしょう。
公共の場で表現の自由を守ることと、適切な訓練環境を確保することは、両立可能であるはずです。
それを無視することは、社会の健全な機能を損なうことになります。
ネットからのコメント
1、真剣に訓練している隊員に対して突然説教始める活動家に対して、指揮官として前に出たというのは頼もしく感じました。活動家を他国の侵略者と置き換えて考えると、この指揮官は本当に意識が高いと思います。部下が責め立てられれば、前に立って矢面に立つ。他国の侵攻があった場合も同じように行動してくれるものだと確信しました。
2、司令の措置は正しい。自衛隊憲法違反と騒ぐ人達が未だにいて職務を妨害していることは残念でならない。数年前埼玉県内の自治体で警察官と自衛官の募集イベントを計画したら、新日本婦人の会が騒ぎ施設が借りられず中止になってしまった。自治体は自衛官募集に協力することになっているが、半数以上の自治体が協力しないようです。
3、石川県住みです。能登半島地震の際の自衛隊員の方々の活動には頭が下がる思いで、感謝しかありません。こういった、日々の地道な訓練が、災害時には欠かせないと思います。もし、この市民団体の方が災害にあった時に、救援に来てくれた自衛隊員にどう対応するんでしょうか?もっと広い目で物事を見てほしいです。
4、自衛隊は訓練の休憩をしていただけだ。その行為自体に批判されるいわれはない。そこに、拡声器を使って、恫喝し挑発行為を先に仕掛けたのは市民団体の方だ。そもそも国策に対する批判を隊員個人に行うのは嫌がらせ以上の意味は無い。加えて、自分たちの行為を棚に上げて、自衛隊の口調を批判するのは二枚舌もいいところだ。いくら自衛隊が相手だからと言って、市民が何を言っても何をしてもいいと考えるのは大きな間違いだ。この事案の動画を見れば、どちらに先に非があったのかは一目瞭然だろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/03d1a79f5474b9928f1921fdb5574a845bced18e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]