居酒屋が、女性同士及び子ども連れの入店を断る張り紙を掲示して話題となりました。店の主張によれば、女性グループは飲食量が少なく長時間滞在するため、経営上の理由から入店を拒否しているとのこと。X（旧Twitter）でこの情報が拡散され、「客単価が低いのなら仕方ない」といった理解の声と、「属性による入店拒否は差別ではないか」との批判が交じる状態です。

法的観点では、性的や家族構成を理由に一律で入店を拒否する行為は社会的合理性に欠け違法となる可能性があります。弁護士の寺林智栄氏は、属性ではなく行動に基づくルール設計が望ましいと指摘しています。

この居酒屋の入店拒否方針には、明らかに問題があります。女性同士や子ども連れを一律に排除する行為は、社会的合理性を欠き、法的にも差別とみなされる可能性が高いです。この現状は、営業の自由という言葉のもとに隠れた差別が蔓延し得ることを示しています。飲食店は経済的効率を追求することは理解できますが、その手法が、属性に基づく排除であるならば、それは適切とは言えません。解決策としては、「混雑時の滞在時間制限」「注文金額の最低設定」「属性ではなく行動に基づく柔軟なルール設計」が必要です。これらの措置は、社会的に容認される運営方針への移行を可能にします。

最も大切なのは、社会的通念に即した公正性を維持することであり、そのためには、営業の自由の履き違えを避けることが不可欠です。

ネットからのコメント

1、以前行ったレストランが12歳以下の子供お断りでした。それに対して文句言っている人が居ましたがちゃんとホームページにも書いてあるのに調べない方がおかしいって思いました。因みにうちは13歳だったからギリギリOKだったけど仮に12歳だったとしても、諦めたかな？どうしても行きたければ子供預けて来るか、子供が成長するのを待つしかないと思います。

2、なんでもかんでも平等っていうのがおかしい風潮です。チェーン店なら本部の思惑があるけど、オーナー店舗なら個人の自由。昔は「珈琲と煙草の香りをお楽しみください」って入口に掲示している個人営業の喫茶店もありました。喫煙しない人・嫌煙家は行かなければいいだけなのに、今では批判・規制対象ですね。

3、入店前に告知してくれているんだから行かなければ良いだけ他に選択肢はいくらでもあるわざわざその店でないといけない理由もないだろう子供がうるさいからダメ？そもそも居酒屋に子供を連れていく方がおかしくないか？

4、店側の自由だと思います。よく国籍による入店等の拒否は違反だと報道されますが、それもどうだろと思います。その店や店主にとって、その国の人に迷惑をかけられていることが多いから、入店拒否をしたいということです。客側が節度ある態度をとっていれば、入店拒否されないということです。