事件概要

2025年7月30日、岐阜県池田町にある「池田温泉旅館 たち川」のオーナーA氏が経営不振により突然夜逃げ。施設使用料2,288,097円の未納を抱え、7月25日に町から督促状が届いたが支払われず、その直後に荷物を運び出し行方をくらませた。A氏は地元の生産者にも未納があり、レストランで使用していた食材の支払いが滞っていた。

農家Bさんや精肉店Cさん、養鶏場Dさんはそれぞれ数十万円の未払いに苦しんでおり、A氏の夜逃げ後、町の対応も不十分な状態が続いている。

コメント

今回の事件は、経営破綻や不誠実な対応が生んだ深刻な問題であり、その影響は単なる経済的な損失にとどまらず、地域社会全体に波及しています。A氏が直前まで未払いのまま姿を消したことにより、地元の生産者や従業員は財政的に深刻な状況に追い込まれました。このような状況が生まれた背景には、制度の不備や監督の甘さが浮き彫りになっています。

まず、池田町の管理体制の甘さが問題の根底にあります。事業者に対して適切な監督と支払いの強制力が不足しており、その結果、未払い金が積み重なり、最終的には町の信頼も失われました。さらに、A氏自身の管理不足と不誠実な対応も無視できません。

企業倫理に反した行動が地域経済を圧迫し、地元生産者が泣き寝入りする結果に。

解決策としては、まず町側が契約時にもっと厳格な条件を設け、定期的な監査を実施することが求められます。次に、A氏のような事業者には、事前に未払い金を確実に回収する手続きを踏ませるべきです。そして、地域コミュニティの支援を強化し、困窮する生産者に対して公的支援を提供する仕組みを確立することが急務です。この事件を通じて、地域経済の根本的な健全化と信頼回復を進める必要があります。

ネットからのコメント

1、私はこの方と取引をしていた地元の者です。毎月取引はありましたが、春先ぐらいから徐々に支払いが滞りはじめ、納品時の現金払いに変えました。みなさんも怪しいと思ったら面倒でも現金なり中止なりしないとダメですよ。正直、年末くらいから予兆はあったと感じました。

2、オーナーさんは、喫茶店に見えた時にずいぶん横柄な方だと思いました。喫茶店の方には高額な外車が2台置いてありました。温泉に入っていた時、地元のおじいちゃんたちが、あの人もずいぶん羽振りがええらしいけど大丈夫かいな？と噂していました。

喫茶店も新館の食堂もパン屋さんも高いだけで美味しくなかったのでそれから行きませんでした。ただ、この温泉は、本館の方の食堂も私に2度異物混入（大量の髪の毛）した食事を出してきた事がありました。食堂の責任者が泣いて謝って来ましたけど、もう温泉だけ入りに行く事にしました。町も被害者だと言われますが、こんな業者を選んだ責任があると感じます。

3、温泉じゃないけど、地元で似たようなのがありました。直帰、３年くらいの経営状況はどうだったんだろ。コロナ禍から厳しかったのか、それとも私的な横領などがあったのか。行政も委託していただけで、丸投げほったらかしだったのかな。収支報告とか、納金滞納があった時点で調査を入れておけば回避できた気がする。

4、問い合わせ先の弁護士が夜逃げを手伝っていた事は、前の記事から分かっているから、そんなの返ってこないよね。刑事事件に発展させて、何とか身柄確保するとのろからじゃね？あとこの弁護士は資格停止で。町も被害者面しているが、ろくでもない経営者に業務委託をし、委託業者の管理もせずにここまでの偽装と、状態を野放しにしてきたことは当然町にも責任はあると思うので、我々にも何もできないからって逃げるのは不誠実だなと感じる。

日帰り温泉の方は街の経営らしいけど、こっちも経営はうまくいっていそうにはみえないし、こっちもその内突如閉まるとか有りそうだよね。