広陵高校(広島)は、第107回全国高校野球選手権大会の2回戦に出場を辞退しました。辞退の決定は、9日の広陵学園理事会で行われ、10日に日本高野連が会見を開きました。この辞退は、広陵の野球部が1月に発覚した複数の下級生への暴力行為を受けて、3月に日本高野連から厳重注意を受けたことに関連しています。大会開幕前にSNSでこの問題が拡散し、試合当日に新たな不祥事が発覚したため、騒動はさらに拡大。
初戦では旭川志峯に勝利したものの、広陵は試合後に辞退を決めました。日本高野連の宝会長は、試合を行わざるを得なかったことに対し、対戦校に迷惑をかけたと謝罪しました。このような辞退は春夏大会通して初めてのことです。
この事件に関しては、広陵高校の暴力事件が明るみに出たことで、選手たちの行動や学校側の対応に対する深刻な懸念が生じました。特に、学校としての管理責任の欠如や不祥事が繰り返される背景には、未成熟な教育体制が隠れていると考えられます。問題の本質は、選手個々の責任だけでなく、学校の指導体制や組織の管理能力にあります。このような事態が再発しないよう、以下の対策が求められます。
監督や指導者による厳格な教育と指導の強化。不祥事発覚後の迅速な対応体制の構築。スポーツ精神に基づく行動規範を全選手に徹底させること。どれも実行可能であり、再発防止のためには必須です。教育機関として、スポーツマンシップを体現する責任があるのです。
ネットからのコメント
1、そもそも暴力問題はあったのに、大会への出場辞退はせず、高野連からの処分もなぜか甘かった。監督の太々しい態度は批判を招き、新しい暴力事件を証言する人がでてきたし、暴力事件以外の問題点が指摘されるようになった。犯人の顔はネットで取り上げられていたし、テレビで選手がアップになる度に、注目を集めた。本当の騒動はこれから。スマホがないから選手はニュースを知らないと言っていましたけど、ニュースを知ったらどう思うのか、寮から出れないと思いますよ。
2、単に80勝と言う名誉が欲しかったのではないでしょうか?今となっては不名誉な記録となりましたが…初の出場後の辞退。永遠に記憶に残る黒歴史だと思います。高校野球という神聖な場を汚した代償は大きいです。高校野球ファンとして許し難い今回の事件です。残念。
3、県大会で広陵に破れた広島の高校。甲子園1回戦で破れた旭川志峯。そして暴力とは関係のない広陵高校の他の野球部員(連帯責任と言われれば元も子もないですが)。
これら全ての人達が憧れの甲子園での活躍の機会を奪われてしまいました。そして奪ったのは暴力事案を起こした部員は元より厳正な対応をしなかった学校関係者、高野連に大いに責任があります。余りにも杜撰すぎる。これ以上勝ち進んで傷を広げる前に負けないで甲子園を去った広陵は傷が浅いですが誰も幸せになれない最悪な事態となってしまいました。
4、高校という義務教育が終わった後の高等教育を学ぶ場でお粗末な対応だと思います。全国でこういった事例がこれから出ます。今、勝ち残っているチームからも出てくるかもしれません。その時にも同じ対応するのか注目です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b5468a2f4a33f9c072ab7d2b613abb9871c4d547,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]