8月11日、フィリピン沿岸警備隊は、南シナ海のスカボロー礁近くで中国の軍艦と巡視船が衝突したと報告しました。この事故は、中国海警の巡視船「南域(ナンイー)」がフィリピンの巡視船「スルアン」に妨害行為を行っていた際に発生しました。中国海軍の駆逐艦「桂林(グイリン)」が危険な操船を行い、「南域」と接触、巡視船の船首が大きく損傷しました。
事故後も中国海警は放水を続け、フィリピン船に対して妨害行為を継続しました。事故は、もしフィリピン巡視船に衝突していればさらに深刻な結果を招く可能性がありました。
事故は、南シナ海での緊張が高まる中、衝突や妨害行為のリスクを示す事例として注目されています。
フィリピンに対する中国の行動は、地域の安全を脅かすものとして国際社会で問題視されています。
ネットからのコメント
1、頭に血が上ると、、感情を抑えきれないのだろう。操舵室の中は鶏小屋の中の様に騒がしかったに違いない。海戦の経験がなくルールも秩序も教わって来なかった事がこの衝突で証明された。それに引き換えフィリピン側の冷静で正確な走行運用が見て取れる。中国船との距離を適切に保ちカメラの録画アングルも中国船の衝突を適切に捉えている。この様な映像を一つでも多く世界に発信する事が重要だと思う。
2、中国海警局の報道内容。【中国海警局報道官、フィリピン船舶のスカボロー礁付近海域への侵入に反応2025年8月11日 13時17分00秒中国海警局の甘宇報道官は、8月11日、フィリピンは漁船への物資輸送を装い、中国の度重なる制止と警告にもかかわらず、中国黄岩島近海に故意に侵入したと述べた。中国海警局は法に基づき、フィリピン船舶に対する監視、強制、拿捕、取締り、排除など必要な措置を講じた。現場での活動は専門的で、規範的で、合法的であった。黄岩島は中国固有の領土である。中国海警局は法に基づき黄岩島近海で法執行活動を展開し、中国の領土主権と海洋権益を断固として守っていく。
】フィリピン沿岸警備隊は衝突の映像を確実な証拠として残している。しかし海警局は認めようとしない。海警局の言い訳には程々嫌気がさす。
3、スカボロー礁は・フイリピンのルソン島から240キロ・中国海南島から900キロフイリピンのルソン島の目と鼻の先の島でも中国は占領しに来てるわけです。南シナ海の島や岩礁は全部中国領にして基地化する戦略ですね。すでに南シナ海は中国との戦争状態と言って良いと思う日本のシーレーンも中国に簡単に遮断されるようになるちなみに日本で例えると、東京から250キロ離れた八丈島を中国海警が占領しているようなもの。八丈島が中国に占領されたらどう?「中国側は法に基づき、フィリピンの船に対して追尾・監視を行い、退去させた」と主張2016年7月12日、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は、九段線とその囲まれた海域に対する中華人民共和国が主張してきた歴史的権利について、「国際法上の法的根拠がなく、国際法に違反する」とする判断を下した。中国政府は仲裁裁判への出廷を拒否し、人工島の建設を継続した
4、動画観たが、なんと言うか、中国、何でそうなるの?の操舵技術。ま、海警と海軍では普段訓練は一緒にせんだろうし。ただ問題が。日本近海、尖閣などでは海警が海保に対峙する格好で自衛隊との衝突を恐れた中国海軍は離れたところで構えている。このフィリピン沿岸警備隊の巡視船に対しては体当たりするほど近くにいる。フィリピンの海軍が弱い事を良い事に、攻める事に躊躇が無い。これはかなりヤバく、紛争一直線の危険を孕んでいる。トランプ政権による米海軍の方向性が引いてしまっている現在、南沙でけん制できる軍隊が乏しい事が心配である。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f39f57e00cd1560d8931ad894dec0ed79715bccf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]