事件概要:2025年8月11日、東大の斎藤幸平准教授(40)がTBS系報道番組「news23」に出演し、広陵高校野球部の甲子園辞退問題について語った。広陵は、今年1月に野球部員による暴力事件が発覚し、その後、初戦を突破した後に出場辞退を発表。SNSで新たな暴力事件や、野球部寮への爆破予告、誹謗中傷が報じられた。斎藤氏は、高野連の対応が不十分であったと批判し、調査の不徹底を指摘。
「いじめや暴力に対する弱腰」として、高野連の解体や甲子園制度の見直しを求めた。また、SNSに頼るしかなかった被害者側の苦悩にも触れ、被害者保護を優先する必要性を訴えた。
コメント:斎藤准教授の指摘は、非常に鋭いものです。高野連の初期対応が不十分であったことは、問題解決を遅らせ、結果的に広陵高校の選手や関係者を苦しめることになりました。暴力行為やいじめが存在する中で、組織が適切に動かないのは許されることではありません。スポーツにおけるモラルの欠如や、暴力行為に対する甘さが露呈したこの事例は、制度の根本的な改革を必要としている証拠です。スポーツ界全体で、選手を守るためのしっかりとしたガイドラインと透明な調査体制を構築することが求められます。加えて、SNSという新たな情報拡散の手段が加わったことで、隠蔽されがちな事実を明るみに出す重要な役割を担いました。
このような危機感を持ち、適切な組織のあり方を見直すことが、次世代の選手たちのためにも不可欠です。
ネットからのコメント
1、いじめというよりも暴行事件だと思います。学校はそれを矮小化して高野連に報告し、高野連は学校側からの報告のみで軽い処分にしている。高野連には年間1000件もの告発メールが届くそうだけど対応できていないとか。全てを鵜呑みには出来ないだろうけどそんなにも件数があるのは異常。それを放置したまま毎年何食わぬ顔で美談に溢れた甲子園大会を開催していたのかと思うと呆れ返ります。高野連のお偉いさんたちは高校球児にお金儲けさせてもらってるようなものなんだからせめて彼らのためになるような真摯な対応をするべきでは?それが出来ないんだったら解体した方がいいと思います。新組織には朝日や毎日は入れない方がいいと思います。
2、高校野球はクラブ活動ではないか。今は、全国から選手を集めて甲子園を目指して商業化している。ある高校では地元選手の子供は一人もいなく、批判が出てようやく一人選ばれた。地元(県)を代表して行くのに、地元の選手がいないでは応援したくない。
駅伝みたいに県外選手は2人にすべきでは、高野連も真剣に取りくんでもらいたい。
3、高校野球の最高峰が甲子園で、そこはプロ野球予備テスト会場みたいなもの。主催の大手新聞社や放映するNHK、プロ野球機構との思惑など、様々な要因が重なり高野連自体はもう制度疲労を起こしているのでしょう。確実に純粋な学生スポーツの領域ではない。その高野連の傘下に強豪校があり、そこでも少子化による生徒の奪い合い等の問題があり、甲子園での活躍は最高の広告塔となる。
4、暑さ問題だったり今回のイジメ問題だったり 正直、今の高野連のお偉いさん方では 解決するのは難しいだろうね。 高野連のお偉いさん方の入れ替えをしないと 高校野球人気も下がっていきそうだよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/32eb0fde9fe5da55ef75df6eee52bd8708aa6deb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]