【事件概要】
2024年6月、沖縄県名護市の安和桟橋付近で、普天間基地移設工事に使う土砂を運搬していたダンプカーが、抗議活動中の女性と警備員の男性をはね、男性が死亡、女性も重傷を負った。これに関連し、自民党の新垣淑豊県議はSNSで「反対活動の危険性をかえりみずに、人ひとり殺した」と投稿。
重過失致死の容疑で女性が事情聴取を受ける中、この発言に対して女性の弁護人は「殺したというのは事実誤認で名誉毀損」と批判。新垣県議は「意図は危険な抗議活動への警鐘」と釈明し、投稿の修正も検討するとした。
【コメント】
公人の発言には、事実と慎重さが求められる。しかし、新垣県議の投稿は、捜査中の女性に対し「人ひとり殺した」と断定し、司法手続きの前に個人を断罪するかのような内容だった。これは、名誉毀損のみならず、法の手続きを軽視する姿勢すら感じさせる。
問題の本質は、公的立場にある者が、証拠も判決もない段階で強い言葉を使い、個人を攻撃できてしまう制度的な甘さにある。SNSという即時性の高い空間で、公人が感情的・断定的な発信をすることが、法的にも倫理的にもどれだけ危険か、十分な歯止めが存在していない。
具体的な解決策としては、①公職者のSNS利用におけるガイドライン強化、②捜査中案件に対する公的発言の制限、③名誉毀損を含む公的発言への第三者監視機関の設置が急務だ。
司法の場では「推定無罪」が基本だ。それを飛び越えて断罪する言葉が飛び交う社会は、正義ではなく感情が支配する危険な社会だ。私たちは今一度、公人に求められる責任と発言の重さを問い直すべきだ。
ネットからのコメント
1、オール沖縄は、2024年6月に名護市安和で、警備員・宇佐美芳和さんが活動家の老婆を防ごうとして、トラックと接触し亡くなられた際、その責任を防衛省に押し付けた。また、事故の際、足を骨折した活動家女性が、警備員の方を悼むどころか「骨は折れても心は折れない」と言い、それを周囲のプロ市民がはやしたてるという、人間性のかけらもない光景をかもし出した。さらに、沖縄県議会で事故の検証のためビデオを見ようとした時、オール沖縄系の議員たちは活動家老婆に気をつかい一斉に退席した。彼らから一般市民の支持が離れたのも無理はない。彼らが常識が通用しない、自分たちの主張を通すためなら他人の生命も顧みない恐ろしい集団であることが明らかになった。
2、女性が高齢で認知症などを患っていない限り、警備員の静止の呼びかけを無視した結果、ダンプに引かれてしまったのであれば、県議の発言は間違っていない。
3、事故の映像は残っているので、それを公開すればいいだけのこと尖閣諸島沖漁船衝突事故の映像みたいなもので、それを隠そうとするのが不思議でならないよそんなに見られたくないのかね
4、国が本腰を上げて排除すればこんな悲劇は起きなかったと思います。違法な反対活動をして人が1人亡くなったこの事実を棚にあげないで下さいね
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7cf91e50c5d181a045cf62f112bfe7a266bf6177,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]