大阪府教育委員会は10月25日、府立高校の男性教諭(39)に対する懲戒処分を発表しました。この教諭は廊下で靴を履いたまま走り回り、校則違反のピアスをつけた男子生徒に体罰を行いました。具体的には、生徒に50回の腕立て伏せを指示し、生徒が「これ以上できません」と訴えた後も続けさせました。教諭は「ルールを守る必要性を学んでほしかった」と語りました。
さらに、別のケースでは、貝塚市立中学校の男性教諭(51)が生徒に頭突きなどを行い、減給1か月(10分の1)の懲戒処分を受けました。

この事件は教育の現場における体罰の問題を浮き彫りにしています。大阪府立高校の教諭が生徒に体罰を行い、それが懲戒処分に至った経緯を見ると、教育における適切な指導のあり方が問われます。体罰は短期的には規律を守らせるように見えても、長期的には生徒の信頼を奪い、逆効果となることがあります。ルールの重要性を伝えるには、暴力や苦痛を伴う手段ではなく、対話や理解を基盤とした教育をするべきです。まず、公立校での体罰の全面禁止を再確認し、すべての教員に対する適切な教育研修を強化する必要があります。また、生徒の意識改革も含む教育内容の見直しが求められます。最も大切なのは、教育が生徒の心を育むものであることを忘れず、多様な手法で基本ルールを定着させることです。
このように、教育の健全性を取り戻し、次世代を担う若者たちに安全で信頼のおける学び場を提供することが急務です。
ネットからのコメント
1、教育に体罰は確かにいかんという風潮も理解しますが大多数の、真面目にルールを守っている子たちもいるわけです。真面目に頑張ってる彼らに納得させる意味では、ルールを破った者にはそれ相応の罰を受けさせ、真面目な人たちの留飲を下げさせないと集団は統率しきれません。学校は教育機関であると同時に、大きな集団でもあります。教育と統制は分けて考えるべきで、その両方を教員に担わせる重労働も教育委員会は考えるべきです。
2、体罰が今の時代ダメなのは分かりますでも腕立て伏せ50回くらいが体罰なのか?苦痛とは言っても叩いたり殴ったりした訳でもないのに廊下を靴のまま走ったり校則違反の学校にしてくる必要のないピアスをつけていたりそんなことは出来るのに腕立て伏せは30回くらいで無理とか根性があるのか無いのか…(この情報だけなら)違反をした先生は責められず庇われ先生側は処分されニュースにもなるのは何か違う気がします
3、こういう子供がいる学校は「世の中に必要ない」という人がいるが,本当にこんな学校が無くなってしまえば、こういう子供たちは世の中で悪いことをします。学校や先生が,こういう子供たちが行う犯罪行為から一般市民が巻き込まれるのを防いでくれているのです。いわば、少年犯罪を防いでくれているのです。先生や学校は、この事を誇りに思い、自信を持って指導をしてほしいです。世の為・人の為に充分に働いてくれているのです。
4、線引きって難しいけど、腕立て50回の指示で体罰?マジか。苦痛を伴ったら体罰なの?スポーツ系の部活で、部員がもうできませんって言われて強制したら体罰になるのかな。何でもかんでも体罰するのはおかしくない?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2e59fefc3677c204a3fcfb626eb987e812e8facd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]