福島市立小学校の女性校長が、勤務中に児童を怒鳴り精神的被害を与えた上、校長室で飲酒していたことが判明した。市教育委員会は事態を把握しながら、県教育委員会へ報告せず、10月下旬に県教委から情報共有を申し入れられた。県教委は校長の職務態度不良を理由に停職12カ月の懲戒処分を発表。校内での飲酒による懲戒処分は県内初。校長は昨年より小学校の校長として就任しており、数々の勤務態度不良が報告されていたが、にも関わらず市教委は再度報告を怠った。

この事件は、教育現場における権威の乱用と情報共有の不十分さがもたらした深刻な事態である。校長が飲酒し、児童に精神的被害を与えたことは公共の安全を脅かす行為であり、市教委の報告漏れは制度の欠陥を示している。まず、市教委は報告体制を徹底的に見直し、情報共有のプロセスを透明化する必要がある。次に、教育関係者に対する定期的な研修を導入し、職務態度について指導することで、教育現場の倫理観を向上させるべきだ。さらに、監視機能の強化を図り、校長や教職員の職務履行を厳格に監視することで、適切な教育環境を確保することが求められる。こうした改善策が講じられなければ、未来の教育は暗雲に覆われることになる。信頼と安全は教育の基盤であり、それを犯す行為は断固として許されるべきではない。
ネットからのコメント
1、教員です。
最近管理職の質の低下がひどいと思います。特に校長は、学校内では誰も注意する人がいません。教育委員会は現場を見ていませんので、注意も指導も余程のことがないと出来ません。また現場の教員がこの校長おかしいと思っても、それを報告する先がありません。教育委員会に言っても、握り潰されるか、言った教員の立場が悪くなるかです。管理職を現場の教員が評価する仕組みを作るか、教員委員会ではない第三者的な組織を作るかしないと、校長の暴走は止められないし、質の低下は防げません。
2、これでは現場で一生懸命に仕事をしている人たちが不憫でなりません。今は、子供達は冬休みになりましたが、教職員は大忙しです。2学期の総括、指導要録、公務分掌の仕事、そして三者面談や進路指導、調査書作成…年明けには出願する書類のチェックや3学期の授業の準備と休む暇はありません。学校はひと息つける時期なんて全くありません。ろくでなしは厳しく処分してほしいです。そして、先生方には体調に気を付けて、もう一踏ん張り頑張っていただくだけです私は教員をやっていましたが、病気で退職しました。
3、飲酒運転もしただろうから、OUTの事案。弁解の余地なし。免職でも不思議はない。一方、県によって違うのかもしれないが、中学校教頭から、小学校校長はキツいです。例え小学校籍の教員だったとしても初校長なら、キツイ。小中の人事交流が盛んでもキツい。一般の人だけでなく、任命権者も分かっていないと思うが、明らかに文化が違う。これからは変わっていかないといけないが、本当に大変。本人が希望などほとんどできないのだから、委員会が判断することも必要。中学生には、厳しい言葉もいる時があるが同じように小学校で指導したら、暴言になることも。例えば、中学校は名前呼ぶのに「さん」をつけず呼び捨てが多い。小学校で同じことしたら、暴言になり、休む子もいると思う。まあ、この校長がダメなことは明らかだが、そこに至る経緯を考えると、子どもや教員に迷惑をかけないように考えることも必要。管理職もつらい…
4、こんな人を管理職に登用した教育委員会も反省すべきです。校長になっていきなりこういっただらしない面が出てきたのかというとそうではないでしょう。
教頭時代に校長としての資質を見抜けたのではないでしょうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4554274c6bc3eeb291b1d9566dcbcd0f873d1b65,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]