脚本家の内館牧子さんが77歳で亡くなった。彼女は、女性で初の大相撲の横綱審議委員会委員を務めた人物で、脚本家としても数々の作品を手がけた。葬儀は彼女の弟、均さんが喪主を務め、近親者のみで執り行われた。東京都の病院で急性左心不全により逝去。内館さんは、東京都出身で武蔵野美術大卒。三菱重工業勤務の後、1988年に脚本家としてデビュー。
「想い出にかわるまで」、「ひらり」などヒット作を生み出し、大河ドラマや連続テレビ小説でも活躍。また、相撲に関する活動も多く、相撲の伝統を守る姿勢を貫いた。近年は老いをテーマにした作品も多数手がけており、社会に強い影響を与えた。

内館牧子さんの逝去に伴い、多くのファンや仲間が彼女の功績と影響力を偲んでいることでしょう。その作品は、彼女が持つ独特の視点や感性を色濃く反映しており、多くの人々の心に残っています。急性左心不全という予期せぬ形での死は、周囲の人々にとって大きなショックとなりえます。しかし、その素晴らしい業績と人生は常に記憶され続けます。私自身も親しい人を失った経験があり、その時期は辛く寂しいものでしたが、故人の思い出が少しずつ胸の中で温かさを取り戻してくれるものです。痛みや寂しさを乗り越えるには時間がかかりますが、彼女の作品や影響力は世代を超えて生き続け、多くの人々に未来に向けた勇気を与え続けることでしょう。

ネットからのコメント
1、女性初の横審委員として、武蔵丸・そしてかの朝青龍に厳しい言葉を投げかけていたのが印象的でした。相撲に本当に造詣が深く、地位だけじゃなくてこういう人が委員になるべきだと思うんですよね。朝青龍には色々言いつつも、「彼は人たらし」と言った事もあり、内心は応援する気持ちが強かったのではないかな?と今は思います。まだ77歳だったんですね…ご冥福をお祈りします。
2、青春時代の愛読書は内館牧子さんでした。『会話を勉強したいなら、映画を観なさい。』という事を自身のエッセイで書かれていて、それに影響を受け、1日映画館ハシゴ3軒とか、毎週映画を観に行くような事をしていた時もありました。2時間の映画では、セリフや会話の間など、細かく緻密に計算されており、洗練されている会話をいっぱい吸収できました。
そのおかげか、今でも人前で話すことは好きです。ご冥福をお祈りいたします…
3、残念です。15年程前にドラマ化された松本少年刑務所にある中学校を描いた「塀の中の中学校」が色々考えさせられる良いドラマでした。相撲に関しては判官贔屓な言動が目立った印象でしたが、相撲のことを勉強するために大学に入学されたのは驚きでした。不謹慎ですが、朝青龍とのバトルは面白かったです。御冥福をお祈りいたします。
4、内館牧子さんのファンでした。朝ドラの「わたしの青空」大河ドラマ「毛利元就」は欠かさず観ていました。女性の脚本家としては、草分け的存在でした。「週末婚」では、松下由樹さんと永作博美さんの姉妹の結婚生活を描いて、女性のあざとさなどもいかんなく描いてくれました。沢口靖子さんのドラマでは、「彼女、頬のここを押すと涙が出るの、そうやって男を落とすのよ」とこれまた過激でしたが、女性の強さ、本音を描いて面白いドラマをたくさん拝見させていただきました。ご冥福をお祈り致します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e5000f5c234300b3a14207eaec7cec85bbb459c4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]