林芳正総務相は自身の選挙運動費用収支報告書に関する誤りについて、山口県選挙管理委員会に訂正申請を行い、記者会見で謝罪されました。問題の核心は、労務費として計上された13名に対する支払が、実際には行われていないことから生じました。秘書の不適切な経理処理が原因であり、目的は選挙後の費用返還が事務手続き上複雑なためであったと説明されています。
報告書の訂正では、支払先とされていた山口県山陽小野田市の住人13名に対する計13万円分が削除されました。林総務相は進退について辞任否定し、再発防止を含めた職責遂行を誓いました。

この報告書訂正問題は、政治の透明性と信頼性を問う深刻な問題を提起しています。現状、秘書による適切でない処理は、制度そのものの欠陥ではなく、監督不行き届きを浮き彫りにしました。問題の本質は、選挙運動に関する収支報告が適正に管理されないことで、市民の信頼を損ねる危険性を孕んでいることです。解決には、第一に収支報告の監査体制を強化し、透明性を向上させることが必要です。第二に、政治資金の運用に関与する全ての関係者に対する倫理教育が求められます。第三に、違反行為への適切なペナルティを規定し、抑止力を持たせることが重要です。
この事件を教訓に、政治への信頼を取り戻し、民主主義の健全な発展を追求することが肝要です。

ネットからのコメント
1、出ました「秘書が」発言。自民党議員の常套句ですね。やはり、法律改正して連座制を取り入れる必要がありますね。それとも、悪魔の証明である、「議員が知らなかった」を証明してもらうようにするか?いずれにしても、金を使って票を獲得するという自民党の選挙方法を改める方策を早期に考えることと、金によって票を入れる国民を罰する法律を作ること、これもやってください。
2、ここまで、政治家とカネのスキャンダル長年にわたって続いてるなら政治資金法を大きく変更すべき政治資金の収支は疑惑を招かないよう「公明正大」に行うことを定められてるのにいつもこんなニュースばかり。つまり、献金など無くす。
すべては血税で政治活動し、国民のもと可視化ささんとかされる状態にする。そして罰則を実刑含めて強くすることが必要だね。
3、まずは国会審議のデジタル化が急務であると言わざるを得ません。 不記載、記載漏、改竄など、遵法意識の無さに呆れかえるばかりです。 裏金の元凶がまさに国会議員のこのような体質にあることはもはや明らかです。 全ての政治活動費について国会議員カードによる決済とデジタル領収書をもって、ギインボイスによる収支報告書の作成及び公開義務化が必須です。
4、秘書の責任にするな。何も関係ない人の領収書を作っておいて、訂正で済むわけがない。林氏は大臣ではなく議員辞職が相当だ。故意による不正だ。いい加減にしろ。山口の有権者は次期選挙で良識ある投票をすべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8f0bc8f2625e164bf7f4737d3d836809298aeb75,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]