総務省消防庁は7月19日までの1週間(7月13日〜19日)に、全国で熱中症またはその疑いにより救急搬送された人が1万857人(速報値)に達したと発表した。今年初の1万人超で、死者は14人、重症者は321人。都道府県別では大阪府1041人、愛知県797人、東京都783人が多かった。

1万人を超える熱中症搬送者、14人の死亡、321人の重症者という数字は、単なる暑さの問題ではなく、社会全体の危機管理が問われている状況だ。毎年のように猛暑被害が繰り返される中で、「個人が気をつければ済む」という発想では命を守れない。高齢者や屋外労働者、冷房環境を確保できない人ほど被害を受けやすく、対策の格差がそのまま命の差につながっている。本質的な問題は、危険な暑さへの警戒体制や支援制度が、被害が出てから動く後手対応になっていることだ。
自治体は危険日の積極的な情報発信、避難できる冷房施設の拡充、経済的理由で冷房を使えない人への支援強化を進めるべきである。さらに企業には労働環境の改善と休憩基準の徹底が求められる。災害級の暑さを「夏だから仕方ない」で済ませる社会は、人の命を軽視している。守るべきは暑さへの我慢ではなく、安全を最優先する仕組みである。
ネットからのコメント
1、まさに今日、熱中症なりかけました。なってたのかもしれませんが。外仕事ですが慣れた現場ということもあり「まあ大丈夫でしょ」くらいの感覚で行きました。そしたら汗が止まらないのはまだしも、その汗がとつぜんぴたっと止まったんです。その次に感じたのは早鐘を打ちだす心臓。指が痺れてきて、歩くのもままならなくなりました。次の現場の時間が迫ってることもありましたが「これはやばい」と感じて仕事中断して車に避難し、持ってた水をがぶ飲みして頭からもかぶり、腕にも水をかけて冷房全開で冷やしました。15~20分は同じことを繰り返したでしょうか。頭痛は残るものの次第に体は落ち着いてきて事なきを得ましたが、人生で初めて熱中症の怖さを実感しました。
腋とか内ももを触るとインフルエンザの高熱みたいに熱くて尋常じゃないと思いましたね。皆さん、本当侮るなかれ。自分は大丈夫と思ってるとやられます。
2、熱中症の怖さは暑さだけではないと思います。症状が進むと判断力が鈍って、自分ではまだ大丈夫、水を飲まなくても平気と思い込んでしまうことがあります。そのまま無理を続けてしまい、気付いた時には重症化してしまうこともあります。だからこそ、喉の渇きや体調だけで判断せず、時間を決めて水分補給や休憩を取ることが大切です。周りの人も様子がおかしいと感じたら、早めに声を掛け合えるような雰囲気が広がってほしいです。
3、この1週間で熱中症による救急搬送者が全国で1万人を超えたという事実を、決して軽く受け止めてはいけません。これは「暑い夏」ではなく、人の命を脅かす災害レベルの危機です。「まだ大丈夫」「少しの我慢なら平気」という考えは非常に危険です。エアコンの使用をためらわず、水分・塩分をこまめに補給し、体調に少しでも異変を感じたら無理をしないでください。家族や職場、地域でも、お互いに「大丈夫?」と声を掛け合うことが命を救います。
熱中症は予防できます。しかし、一度失われた命は二度と戻りません。どうか一人でも多くの命を守るために、今すぐ熱中症対策を徹底してください。
4、熱中症は個人の体質にもよるけど。自分も毎年危ない状態になってるけど。体の熱ダメージの蓄積でいきなり倒れるのが亡くなっている方々の症状では無いかと思います。帰宅して、その日は疲れてだるいだけだと放置していて数日後に熱中症の症状が出てどうに出来ないかと。とにかく、自分の体を良く解らなければ誰にでも起きる事です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a0f99f427b309672ffb7eafd84465f6d1f126bfd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]