名古屋市栄で昨年4月、75歳の女性が車を運転中にアクセルとブレーキを踏み間違え、車両が歩道に乗り上げた事故が発生しました。この事故により、男女合わせて7名が重軽傷を負うという深刻な被害が生じました。20日に開かれた初公判で、女性は起訴内容を認め、すでに運転免許を返納したことも報告されました。法廷では、被害者への謝罪の言葉とともに「償いの気持ちを持ち続ける」と述べています。

高齢者の運転による事故は、個別の責任を追及するだけでは済まされません。この事例もまた、制度や社会インフラへの疑問を提起せざるを得ません。高齢化が進む日本では75歳以上の運転者が増え、身体能力や判断力の低下が潜在的リスクとして存在します。そして、それを放置する交通制度にも大きな問題があります。
まず、70歳以上の運転者に対し、より頻繁な運転技能検査を義務付けるべきです。
次に、自発的な免許返納へのインセンティブ強化、例えば公共交通費の補助プランの設置が有効でしょう。さらに、高齢ドライバー専用の車両技術、例えば誤操作の防止機能を義務化することも検討すべきです。
今回の事件は、個人だけを責めるべきではありません。我々が放置した制度そのものが、人々の安全を脅かしているのです。早急な対応がなければ、また誰かが同じ悲劇の当事者になるでしょう。社会全体でこのリスクを共有し、少しでも安心して暮らせる環境を築かなければなりません。
ネットからのコメント
1、どっちみち免許取消しになるから、その前に執行猶予を得るために先に免許返納するのはよくある裁判戦略。免許返納したから再犯の可能性はありません、だから刑務所に行く意味はありません、執行猶予にして下さいってよく弁護士が主張するパターン。免許返納は事故を起こす前にしないと意味がない。免許取消しされるくらいの事故を犯したら、裁判対策で免許返納しても情状酌量しないよう裁判所も厳しく考えて欲しい。
2、普段は良くても、パニックに陥り易い場面でのブレーキとアクセルの踏み間違いですよね。
高齢ではこれが生じ易くなります。防ぐ方法は、パニックを生じ易い場面を避ける事です。歳を取ったら、繁華街には乗り入れない、渋滞は避ける、混み合う駐車場は避ける、デパートやスーパーの混む時間帯は避ける、銀行や郵便局などには歩いて行くなど、車への依存度を下げる事です。近場には歩いて行きましょう
3、何か、事故の前に「自分の運転は危ないな」って思ったことはなかったのでしょうか。ただ、わたし自身も同じような歳になった時に、どう判断できるのかとも思います。自分自身の判断で返納出来るのか。。。だからなんですが、70歳を超えた更新時には「免許取得と同じマークシートの試験」で合格点が取れないと更新できないようにしたら。そして結構、合格できない高齢者が多いと思う。他人からの指示でもなく、単に自分が点数取れないから免許更新が出来ない。あきらめや、分かりやすいし、返納をすすめる家族の負担も全く無くなるし。
4、「免許を返納しました」と言われても、被害者やそのご家族からすれば「だから何だ」という感情しかないでしょう。
事故を起こしてから返納するのは当たり前のことであり、それは償いでも何でもありません。なぜ事故を起こす前に、自分の能力の衰えを自覚して返納できなかったのか。7人もの方が重軽傷を負ったという事実は消えません。厳しい言い方ですが、事故後のパフォーマンスよりも、もっと早い段階での決断が必要だったという教訓にしかなりません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6ba15a977ca76e450f81cc4faed83340aca4fac2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]