ニュース概要：11月7日、日本の高市早苗首相は衆議院予算委員会で台湾有事が日本の存立危機事態となり得ると発言し、中国は猛反発。この影響で中国本土からの観光客は減少傾向となった。しかし東京、京都、大阪など大都市圏では依然として外国人観光客が多く、SNS上ではオーバーツーリズムに対する苦情が増えている。特に外国人観光客が巨大スーツケースを持ち込むことで新幹線内での不便が叫ばれている。

JR東海はこれに対し、「特大荷物スペース」や「特大荷物コーナー」を設け、さらに「LUGGAGE EXPRESS」を導入し、荷物を宿泊施設に配送するサービスを開始するなど、対策を講じている。

コメント：スーツケースの問題に関して、日本の鉄道システムが抱える課題は明確です。特大荷物を持ち込む外国人観光客に対する不満が、新幹線内での移動の煩わしさや安全性への懸念として浮上しています。JR東海が打ち出した対策は、ある程度の効果を上げているようですが、根本的な解決には至っていません。第一に、特大荷物スペースの予約システムの改善と外国語対応の強化が必要です。第二に、新幹線車両の設計段階での荷物スペースの拡充が求められます。第三に、観光客へのマナー教育をさらに徹底するための、駅での案内やウェブサイトでの情報発信を強化すべきです。

観光の便利さと社会の秩序が調和した未来を目指すべき時が来ています。これは単なる不便を超えて、観光立国を志す日本の品格にも関わる問題です。改善を怠れば、長期的には観光への魅力を損なう危険性があることを、鉄道業界は肝に銘じる必要があります。

ネットからのコメント

1、利用者は必ず新幹線改札を通るのだから、例えば一人で飛行機指定サイズ以上の荷物を3つ以上もしくは大型荷物を持つ旅客は専用スペースないし、指定席スペースを事前に確保していなければ入場させないようにすべきでは？それだけのスペースを占有して移動するのだから、飛行機と同様にそれなりのスペースを事前に確保しないと利用できないようにすれば良いだけで、JR側が必要なリソースを確保して対応しないと問題は解決しません。

2、1つの大きさだけで制限するのではなく、持ち込む荷物の総和でも制限することが必要。1人で3個も4個も持ち込まれたら邪魔になるのは同じ。改札を通る際に大きさと個数のチェックをするレーンシステムを作ったほうがいいと思う。

3、オーバーツーリズム用に破格値で乗り放題のジャパンレールパスを販売していることが一番の問題。

｢オーバーツーリズム用｣すなわち新幹線に旅行客のスーツケースを受け入れるだけの容量がないにも拘わらず漫然と乗車させてきたこと。そして破格値で乗り放題の原資は我々日本人の高い運賃から捻出され日本人が二の次にされていることが原因。ジャパンレールパスに乗車制限を設定してスーツケースを車内に持ち込む場合は別料金にすべきだし、あるいはスーツケース持込み可の専用車両を作って、高い料金を払っている一般乗客を守るべきなのだ。そして一般車両にジャパンレールパスで乗る場合は別に乗車券を買ってもらうのが良い。そうすれば旅行客は宅配便で別送するようになるのではないか。別料金設定のジャパンレールパスと宅配便でスーツケースを別送させるのが唯一の解決方法だと思う。

4、改札に入る時点で、特大荷物専用レーンを作って、そこに並ばせればいい。そこで荷物置き場付き席の確保がなければ無条件で入場不可にすればいい。そこで並ぶのが嫌なら事前に購入すればいいだけ。