柏崎刈羽原発6号機での再稼働予定が、制御棒の試験中に警報が鳴らないトラブルによって見送られました。原因は警報の設定ミスであったことが判明し、東京電力はその後正しい設定に見直し、警報が正常に作動することを確認しました。17日にこの問題が発生し、東京電力は現在、すべての制御棒での警報確認を続けています。再稼働は20日に予定されていましたが、安全性を確保するため見送りとなり、19日午後に詳細な説明会を行う予定です。

今回のトラブルは、原子力発電の安全性が脅かされうる深刻な問題を露呈しました。まず、制御棒の警報が機能しない事態そのものが異常であり、設定ミスがその原因だというのは責任感が欠如しています。こうした問題は、東京電力が安全管理において多くの課題を抱えていることを示しています。問題の本質は、原発運営の構造的な不十分さにあり、これを改善するためには、運用体制の全面的な見直し、透明性の向上、および第三者による評価が不可欠です。
さらに、定期的な技術的監査を通じて、潜在的な欠陥を事前に特定・修正する仕組みの強化が求められます。最終的には、安全性と信頼性の確保が原発運営の業務において最優先されるべきで、それが市民の安心を守る唯一の道です。
ネットからのコメント
1、設定ミスの原因はヒューマンエラーと思われるが、どういった経緯でヒューマンエラーを誘発したのか、その根本原因を究明して再発防止に繋げていくことが一番大事である。再稼働を延期するのは当然であると思うし、再発防止策が出来てから確実に実施してもらいたい。
2、今回の見送り判断は、ちょっと遅いなという印象です。トラブル発生は17日で、再稼働予定は20日で、見送り判断が前日というのは、ずらさずに粘っていたのが分かります。これが福島第一原発の廃炉作業中のトラブルだったら、即座に予定を見送りにしますが、柏崎刈羽は粘った。以前から指摘のある安全への意識が、やっぱり低いなと感じさせます。意識が高ければ、一旦見送りの判断をして単純なミスだったとしても、なぜ起きたのかと再発防止をまとめます。
期限の設定のあるスケジュールでは、そういった分析は雑になってしまうというのは全ての業種に言えることですが、今回は粘ってスケジュールを維持させようとしたというのを感じます。
3、制御棒の試験中に「警報が鳴らない」という事態が起きたこと自体、極めて重い問題です。原因が「設定ミス」で済まされるのであれば、なおさら組織的な安全管理や確認体制の甘さが問われます。柏崎刈羽原発は過去にも不祥事が相次ぎ、ようやく信頼回復の途上にある中でのトラブルです。技術的に修正できたかどうかではなく、「なぜ再稼働直前まで気付けなかったのか」「同様の見落としが他にないと言い切れるのか」を、東京電力は具体的に説明すべきでしょう。再稼働の是非は、スケジュールありきではなく、住民の不安と信頼をどう回復するかを最優先に判断されるべきです。
4、試験中にトラブルが発見され幸わいだった.もし何らかの理由でこの問題が見落され,稼働中にトラブルが起きたら大惨事に繋がった可能性さえある.原発施設は複雑なシステム.運営者が ”ほぼ安全”と宣言しても,そこには見逃されたトラブルの種が隠されている.福島原発の大惨事を想えば,最悪の事態を想定しつつ,安全最優先で慎重に再稼働に取組んで欲しい.加えて,トラブルが起きた場合の責任の所在も明確にして欲しい.
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8e4ecb4fd118fcd136468eca66dcfc657cb9034e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]