2023年12月31日、ダウンタウンの松本人志が大みそかにBSよしもとで放送される特番に出演することが報じられた。松本は地上波からは姿を消していたが、この動きが彼の地上波復帰へのきっかけになるのではないかと一部で期待されている。今回の特番は松本が関わる有料配信サービス「DOWNTOWN+」について紹介する内容となっており、番組には松本自身が直接スタジオに立つことはなく、DOWNTOWN+内の映像が使用されるだけである。
松本は過去にテレビ中心の活動から離れた背景として、広告主に依存しない視聴者課金型の成功を挙げており、現在は約50万人の登録者数を抱えるDOWNTOWN+を通じて月商5億円を達成していることが示されている。松本にとって、テレビは「戻るべき場所」ではなく、選択肢の一つとして考えられる存在へと変化している。

松本人志の近況は、転換点を迎えたテレビと芸人の関係性を象徴している。かつてテレビは芸人にとって唯一の舞台であったが、松本はテレビに依存せずとも活動が成立するビジネスモデルを構築した。テレビ業界の変化に対し、松本は自らの手で新たな収益源を開拓し、今ではテレビを選ぶ立場にある。これは、テレビ業界の古い構造に疑念を抱かせるものだ。業界として就業者を依存させず、個々のクリエイティビティを尊重する仕組みが必要である。
クリエイターが自立し、視聴者とのダイレクトな関係を築くことは、業界全体の健全化に繋がる。この変革の中で、テレビ局はより柔軟で開かれた関係を築き、自分たちの価値を再定義する必要がある。そうでなければ、市場から取り残される危険性がある。松本の成功は、業界が自問すべき新しい価値観を提示する痛快な例と言える。
ネットからのコメント
1、記事の中で「これまで松本の番組は、後輩芸人に無茶ぶりをして、その対応力を試す構図が多かった。」とあるが、年末のガキ使スペシャル含め、最前線で体を張ってきた経緯を踏まえると、この書きぶりに稚拙さと偏向と疑問を感じる。一方で松本人志が考えた「大喜利」ももはや一つの文化であり、今はダウンタウンプラスの会員と双方向で興じられている。大喜利の投稿数は数十万を超え、生配信でも相当の盛り上がりであり、テレビでやる必要性は何もない。強いていうなら、水ダウとガキ使のみ復帰が望まれる、そう思うファンは多い。
2、ガキ使のタイトルオープニングではずっと本人出てるし、水ダウでもエルチキンライスで残ってる。これは番組側がいつか戻ってくるの待ってますって事だと勝手に思ってる。
ダウタウンプラスで浜ちゃんとまた見れたらそれはそれでいいけど、やはりTVでもまた見たい。酒のつまみはタイトルからも肖像画も松ちゃん消滅したからきっと終わるとは思ってた
3、今さら地上波でつまらない松本人志さんを観るくらいならダウンタウンプラスだけで良いと思います。内容も松本人志さんが望んでいることを出来ているし、コンプラを気にせずに伸び伸びと面白いことをしてるようにみえます。
4、確かに女性とのトラブルはあったかもしれないが、松本さんは別に犯罪を犯した訳ではない。そもそも裁判に注力するためにご自分で休みに入られたはず。いつの間にか地上波に出られない人になっているが、早く復帰してほしい。フジテレビ以外で。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/115e45188885c6ba2e6a5e0a40dede1b112deea1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]