30日午後10時半ごろ、外国為替市場で1ドル=163円台だった円相場が急激に上昇し、一時157円台後半まで円高が進んだ。39年半ぶりの円安水準から一転、約5円近い変動となり、今年5月以来約2か月半ぶりの水準に戻った。市場では日本政府・日銀による円買いドル売り介入の可能性が取り沙汰されている。

今回の急激な為替変動は、長期間にわたる円安対策の不透明さを改めて浮き彫りにした。市場が政府の対応を疑い、介入観測だけで大きく揺れる状況は、安定した経済運営とは言い難い。問題の本質は、円安による物価上昇や国民生活への影響が続く中、根本的な対策よりも場当たり的な市場対応に頼ってきた政策姿勢にある。短期的な介入で一時的に円相場を動かしても、金利政策や成長戦略への信頼がなければ同じ問題は繰り返される。
必要なのは、第一に為替政策の透明性を高め、市場との対話を強化すること。
第二に、賃金上昇や産業競争力向上につながる経済改革を進めること。第三に、輸入物価高に苦しむ家計や中小企業への継続的な支援策を整えることだ。為替は数字のゲームではなく、国民の暮らしを左右する基盤である。小手先の操作で安心を演出する政治より、信頼される経済運営こそが本当の円の価値を守る。
ネットからのコメント
1、完全に大規模介入をやってる。消費税減税の発表で超円安になるのが解ってるから先手でぶっ込んでる。そんなことをしても焼け石に水。外貨準備高を減らすだけ。根本の円安政策は変わらないので、いずれ戻して今以上に円安が進んでいく。
2、通貨強弱を見る限りだと、いきなり円がドーン上がって円最強になったので、恐らく介入したと思うこのまま円安が進むと熊本の復興する時の輸入する資材がとんでもない額になるから、今だったら震災を理由にすれば他国からの批判を回避できると判断しての介入かもしれないただ、熊本の地震直後に有事の円買いではなく有事のドル買いで動いたように、やはり介入は一時しのぎなので、日米との金利差縮小と日銀からの強いメッセージがないと、再び円安に戻るのが目に見えている
3、何度同じことを繰り返すんだろう?極端に介入して急激に円高に振れらせても、また下手すりゃ数日、遅くても1週間後くらいには元に戻るよ。それでロングを仕込んだ投機筋を儲けさせて終わり。いつも思うんだけど、どうしてもっとじわじわとした介入をしないんだろう?そういう介入こそ、投機筋を疑心暗鬼にさせて少しずつ円高に振れさせることができるのに。焼け石に水とはまさにこのことだ。
4、食品消費税減税の見通しが発表されましたが、財源がはっきりない消費税減税というニュース自体、マーケットが反応しやすい、つまり更なる円安方向に進む可能性があるため、未然に介入を行ったということでしょうか。であれば早急に代替財源を明確に示せない限り、更に2年後に「私が責任もって税率を元に戻す」とかの精神論ではなく、2年後からの道筋をエビデンスを以って示せない限り直ぐに元に戻るばかりか、円安が加速する可能性も考えられます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/29bdc3e867dce8f225951ae1a61c6ec075aa34c3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]