22日夜、東京都墨田区の東京スカイツリーで、男女20人がエレベーターに閉じ込められるトラブルが発生した。救出は23日未明となり、約5時間半もの間、乗客は非常用備品を利用して待機した。備品には飲料水、アルミブランケット、簡易トイレ等が揃っていたが、インターホンが故障し、運営会社と直接連絡が取れなかったため、乗客自身が携帯電話で通報。体調不良者はいなかった。根本的な原因は調査中としているが、この件を受けた総点検のため、施設は23日から25日まで臨時休業し、前売り券の払い戻し対応を行うという。

この事件では、人命に直接の危険は及ばなかったものの、安全装置や運用システムに明確な問題が露呈しました。まず、インターホンが機能せず迅速な連絡が取れなかった点は、安全保障の根幹を揺るがす事態です。緊急時対応策が不完全では、備品の整備がいくら充実していても不十分と言えるでしょう。
また、この問題がただの機器故障にとどまらず、日々のメンテナンスや点検が適切に行われていなかった可能性を浮き彫りにしています。
しかし、解決の余地は十分あります。第一に、定期点検の頻度と範囲を拡大し、実際のトラブルシナリオに即したシステム検証を徹底すべきです。第二に、施設側と連絡が取れるバックアップ通信手段を必ず導入し、インターホン以外の冗長な通信体制を確保すること。第三に、緊急時の乗客誘導を職員が迅速かつ適切に行えるよう訓練を強化することが求められます。これらが徹底されなければ、いかに設備が備わっていようとも同様のトラブルが繰り返されるでしょう。
公称「技術・安全の結晶」であるスカイツリーで、基本的なインフラが脆弱だったという事実は看過できません。この事件を契機に、安全対策の根幹を徹底的に見直し、利用者が心から安心して楽しめる施設作りを実現すべきです。
ネットからのコメント
1、エレベーター内にある緊急用インターホンの不通は、絶対にあってはなりません。インターホンは、24時間有人監視施設であれば、防災センター(管理室、監視室等)に繋がることが常です。
過去に故障原因が判明しないままエレベーター運行を再開していたという報道からも、施設管理者として機能しておらず責任は重大だと思います。
2、1日単位でちまちまと延長するのでは、(早く終わらせろと)原因究明作業をされてる人にプレッシャーをかけているに等しい。きちっとした長い期間を設定すべきではないか。こういう判断をしてしまう時点で、安全管理や品質管理の能力に疑問符がついてしまう。
3、何が問題だったって、エレベータの停止はもとより緊急通話装置が作動しなかったこと。時と場合によっては致命的な結果を招きかねず、緊急連絡用通話装置だけに頼った準備だけでなく、管理部署への緊急連絡電話番号を掲示したり、トランシーバーの設置など、連絡手段の多重化を図るべきと考える。また、常備されている簡易トイレを使用する精神的なハードルを下げるためにも、非常時対応キットの中に目隠しの遮光幕や簡易テント、壁面には非常時に開放して籠内の空気を自然換気できるようにするための通気口を設置するなど、エレベーターの見栄えだけに留まらない工夫をして安全の確保に努めていただきたい。
4、5時間半もエレベーターに閉じ込められたとなると、トイレ問題は切実だったと思います。特に女性で閉じ込められた方のことを思うと、本当に悼たまれません・・・また、インターホンが通話不能という事態、エレベーターが停止したからこそ機能しなくてはいけない設備ですが、点検では問題なかったのでしょうか?非常用のインターホンが使用できないと聞いて杜撰な管理をしていた某個室サウナを思い出してしまいました。日本の誇る観光名所であるスカイツリー、杜撰な点検ではなかったと信じたいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7ab498a1226c2ed793953ddf95bf1f509f7716b9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]