福岡県北九州市発祥のうどんチェーン「資さんうどん」は2026年2月24日、X(旧Twitter)公式アカウントにて、同社の出汁が「手作り」であり、経営陣の交代後も変える方針がないことを発表しました。同社は2024年、関東1号店を千葉県八千代市に開店、関東エリアへの拡大を進めています。一方で、24年には親会社がすかいらーくHDになり、26年4月には同社出身の崎田晴義氏が新社長に就任予定。この経営陣交代発表により、SNSでは「資さんらしさを失うのでは」と危惧する投稿が相次ぎました。「出汁」については、店舗で毎日手作りされるが、水の硬度などで味に差異が生じることから数値分析を活用して「北九州の味」を保つ努力をしていると説明されています。

コメント
資さんうどんの「出汁」の質を巡る騒動は、地域文化への愛情と企業収益性との緊張が浮き彫りとなる典型的なケースです。
そもそも、地域発の食文化ブランドは地元の信頼を基盤に成長してきましたが、資本提携や経営陣交代による不安がここまで広がった背景には、経営面と顧客心理面双方の課題が見え隠れします。
指摘すべきは、顧客への不十分な「事前説明」と「信頼醸成不足」です。「経営陣の交代=方針の改変」と捉えられやすい市場心理を軽視したようにも感じられます。この不安を取り除くためには、一層の透明性と顧客参加型施策の推進が必要です。
具体的には、①定期的な品質報告会の開催、②地域住民を招く試食イベントで改良過程に意見を反映、③地元独自の味をデジタル化した「味アーカイブ」の公開を進めることが望まれます。これにより「資さんらしさ」を加速的に強化しつつ、経営規模拡大の矛盾を克服できるでしょう。
誇るべき地方ブランドが全国で愛されるためには、利便性だけでなく、心からの信頼を構築する取り組みが不可欠です。「本物」を守る意識無くして、大衆の心を動かすことはできません。
ネットからのコメント
1、「出汁は変えない」と明言したのは、長年のファンにとっては安心材料だと思う。
味はその店の一番のアイデンティティ。資さんうどんは地元に根付いた存在だけに、経営体制が変わっても“らしさ”を守る姿勢をはっきり示すことが大切だろう。実際に味や品質が維持されるかどうか、これからが本当の評価だと思う。
2、確かに味が落ちました。北九州市在住で、我が家からもっとも近い飲食店が資さんうどんということもあり、長年のユーザー(2~3回/月、約10年間)ですが、確かにすかいらーくグループが買収してから出汁の味は明らかに落ちたと思います。以前は夕食時に行くといつも満席でしたが、最近ではすぐに席につけることも多いです。また、以前は店員さんも30~50歳代くらいの方が多かったですが、最近は大学生のバイトが半分以上になっています。ユーザーとしては正直以前のほうがはるかによかったです。
3、水の硬度まで考えて、配合やゆで時間まで店舗別にコントロールするとは、さすが…と思います。検証を日々行っている方に敬意を表します。水の硬度だけでなく、製麺するときの水の温度も気温・季節によって変えないといけないので、業態として統一を図るのは本当に大変だと思います。
4、だからみんな、ローカルの、その土地の、おいしいものを探すのだと思います。追い求めず、次なる地のもの探しましょう。フランチャイズ化して変わってしまったものあるじゃないですか。名前は出さずとも、お好み焼き、ラーメン、いろいろと。そして、マスコミにはグルメロケと称して地の店を荒らさないで頂きたいと切に願いたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1ea187045c40eef550276c913f040595061d2cd0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]