3月25日、大阪市内で保護された推定2~3歳の雄のニホンジカ「シカやん」について、5月に採取したフンのDNA調査で奈良公園周辺のシカと遺伝子型が一致した。捕獲地点は奈良公園から約25キロ離れ、奈良のシカが大阪へ移動したことが科学的に裏付けられた。奈良公園のシカは今年1687頭で過去最多となっている。

「神の使い」として守られてきた奈良のシカが、増えすぎによって市街地へ流出する状況は、単なる珍しい出来事として片付けられない。文化財保護と野生動物管理の両立ができていないことが本質的な問題だ。背景には、観光客による過剰な餌やりや、生息数増加への長期的な対応不足がある。今後は、①餌やり規制と観光客への啓発強化、②奈良・大阪・周辺自治体による広域管理体制の構築、③個体数調査と移動経路の継続監視を進めるべきだ。伝統を守るとは、ただ増えた命を放置することではない。
文化への敬意と自然への責任を両立できてこそ、本当の保護と言える。
ネットからのコメント
1、普通に考えたらそうとしか考えられんしね。判明したのはええけど、奈良は今後どうするんかね?鹿の数はどんどん増えてキャパオーバーになってきてるのは明白で、今後も似たような事例出てくるはず。現に奈良では、奈良公園から離れた所で見掛ける事が増えてるようですし。去勢するなりして、頭数を管理する等、なんらかの対応策を早急に立てる時に来てると思いますが
2、以前も奈良のシカだけど、奈良を出たら別だとか県知事が言っていたけど、今回は奈良公園周辺で問題になっているのに、県や市が積極的にはうごいていない保存会や住民が何とかしてる映像は観るが、県や市は無責任
3、奈良公園から逃げ出す鹿は今後もっと増えるでしょう。奈良公園の鹿は今や奈良市でも問題になっているけど、今後周りの自治体にとっても迷惑鹿になるんだと思う。
4、奈良では増えた鹿が街中に多数出没して、噛まれたり角で突かれたりした人が救急搬送されている。可愛い外見をしていても、人間にとっては危険な獣だということを忘れてはいけない。
熊や猪に襲われた映像が出回っているが、スピードの尋常さと攻撃の執拗さには驚かされる。鹿だって人を襲う時は同じようなものだ。奈良の鹿は、角が固まる頃には切り落とされるが、それでも安全とは言えない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0d397fad9f0ec59ca1b99f44beccf7e2ee7c9af4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]