高市政権発足以来、円安が続いており、特にユーロに対する円安が深刻です。2023年初頭、ユーロ円が約163円だったのに対し、年末には約185円まで下落しました。欧州中央銀行が利下げを行う中で、円は利上げを開始したにもかかわらず、円高には向かわず円安が加速しています。さらに、高市内閣は補正予算および2026年度予算案を国債発行でまかない、過去最大規模の財政支出を計画しています。
これは長期的な円安の要因とされており、家庭への影響も深刻です。
高市政権の財政運営は、これまでの国債依存のバラマキの延長であり、財政の持続可能性を著しく損なっています。歴代自民党政権と同様の施策が続く中で、このままでは金利上昇による利払い費の増加が避けられず、日本経済はますます不安定となるでしょう。まず、国債への依存を削減し、インフレに依存した税収増に寄りかからない財政再建が必要です。また、役所の効率化による歳出削減とともに、持続可能な成長を見据えた公共投資の選択と集中を図るべきです。最後に、人口減少に適した経済規模への最適化も急務です。楽観に甘んじることなく、財政の健全化を急ぐことで、日本の未来に希望を見出すべきです。
ネットからのコメント
1、為替相場は、外国との金利差だけで決まるものではないですから。 日本は様々な国際競争に敗れ、外貨を稼げなくなりました。 家電など日本の製造業はアジア勢に敗れ、貿易収支が悪化。 それに加え、2024年の日本のデジタル赤字は約6.7兆円で、サービス収支も赤字。 しかも報道によれば日本のデジタル赤字はさらに増え続け、2030年には原油の輸入額を超える見込みだそうです。
資源小国の日本は常時、海外にお金が流失し続ける宿命ですので、現状はヤバいでしょう。 日本がしっかり外貨を稼げる状態にならないと、極端な円高にはなりにくいでしょう。
2、自分は30代で日経新聞を読んでるだけなんだけど、世論調査とかでなんで高市首相の支持率が70%、80%もあるかわからない。あまりニュースになっていないけど、高市首相は消費減税をするという期待感で支持されたはずなのに、つい数日前には「消費減税は物価高対策としては効果があまりない。」と、前政権批判の時とまるで正反対の発言をしてる。高市支持者にいつ高市首相は消費減税するのか聞いたら「言質取られたらうるさいだけで絶対する」と言い切ってる人が支持していた。イメージが良い方が良いに決まってるけど、なんで方向転換している発言が取り上げられないのかよくわからない。
3、円安ユーロ高は、ワインやパスタにチョコレート等の、食べ物の輸入価格に大きな影響が。円高に戻すのが難しいなら、極力円安からは脱出するようにしないと、日々の生活も大変になる。これまでとは違う、為替レートが日々の生活に与える影響とか、しっかり考えないといけないように思います。
4、FRBもECBも利下げが続きました。これで米欧のインフレが収まれば良いのですが、どうもそうではなさそうです。来年はいづれの中央銀行も利下げ見送り、又は利上げになる気配があります。そうです、インフレ再燃です。これは日本経済及び日銀にとって最悪のシナリオになります。日銀の利下げピッチは0.25%、サイクルは約半年です。でも彼らはもっと大きいピッチや早いサイクルで利上げをします。機動的です。日銀はそれに追い付けないので、金利差が開き円安が加速します。当然物価高も加速します。その時に円安阻止なら利上げですが、相手も利上げしているので同じピッチでは焼け石に水です。日銀は0.5%が必要かもしれません。それが出来なければ、さらに円安加速で物価高加速です。高市氏は円安阻止の利上げか、利上げ出来ずに円安放置か、どちらを選ぶでしょうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e820742c9f26afd5b700ddea518910cbdb922a2f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]