佐久間宣行氏がYouTubeチャンネルで、東野幸治氏と2025年のエンタメについて討論中に、テレビ局員が年末に大量に退職するという情報が取り上げられました。二人はその事実に驚きながらも笑いを交えた会話を展開。東野氏はMCを務めたフジテレビのイベント打ち上げで、総合演出が退職することになったと述べ、その際、自らが費用を全額負担したエピソードを披露しました。
フジの社員がその状況に対して無理に拝礼する姿勢に、これが常識になるのかと苦笑いする場面もあり、予想外の展開に対する軽妙なおかしみが伝わる内容でした。

テレビ業界の人材流出は、深刻な問題です。現状では、経験豊富なスタッフの退職が増え、業界全体の質が懸念されています。問題の根本には、労働環境の厳しさや給与水準の不満があるでしょう。対策としては、まず労働時間の短縮や柔軟な働き方の導入、次に給与や報酬体系の見直しが挙げられます。加えて、若手が魅力を感じられるようなキャリアパスの整備も急務です。業界の持続可能性を考えるならば、単なる笑い話で済まさず、本質に向き合うことが必要です。今が、その変革の好機であることを見過ごしてはなりません。若者が輝く舞台を遺すことが、未来のエンタメ界を支える礎となるのです。
ネットからのコメント
1、テレビが楽しかった時代、土曜日、日本昔ばなし→クイズダービー→ひょうきん族で山下達郎の「土曜日の恋人」を聴くみたいな土曜日のワクワク感は良かったな。その後ゴールデン洋画劇場か、ふしぎ発見か、テレ東系の関口宏の番組観たり。
2、NHKはともかく、民放は番組を見る視聴者と金を出すスポンサーが別なので、どっちを向いて作ればいいか分からないという構造的問題がある。そしてテレビ局側に金や影響力がなくなってきた昨今はよりスポンサーの方を向くようになり、視聴者は白けて離れていく悪循環。そりゃ全面的に視聴者の方を向いて面白い番組を作ればシンプルに視聴数が稼げて収入に直結するネットの方が作り手としてはやりやすい。
3、テレビ業界もどうなるだろうか。今現在は団塊世代、いわゆり年配のテレビ層がいるから観てくれているが、スポンサーからしたらテレビ需要なくれば、自然と離れていくだろうなぁ。産まれてから、スマホやPC、ネット社会で成長した世代がテレビという媒体が必要なのだろうか。もちろん完全消滅はまだ先だが、どっちにしろテレビ業界のブラックな働き方で、職を選ぶだろうか。
例にあげると公衆電話と固定電話。自分世代でも妻と自分の実家は、固定電話じまいしました。スマホで十分。ましてや子供たちは固定電話なんて、産まれた時からない生活だしね。
4、実績あるプロデューサー級の人材は出た方が稼げるので、辞めるという選択になるのでしょう。ただ、テレビ局も大きな会社です。問題が多く局内にいられなくなった人が年収下げたくないからなんとなくコンサルに転職する、みたいな動きもあったりするとか、しないとか。辞める人も様々です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2fef2ec96994329997cd807fe628fa631eb97637,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]