群馬県みなかみ町の関越自動車道で12月26日夜に多重事故が発生し、67台の車両が関係し、20台が炎上しました。事故の発端は午後7時半頃のトラック同士の衝突で、凍結した路面でスリップした中型トラックに大型トラックが追突、その後車両間で連鎖的な衝突が続きました。現場は水上インターチェンジ南側で、降雪による制限速度が時速50キロに規制されていたもので、一部車両の炎上が広がり、翌日午前9時頃に大型トラックの運転席から1人の遺体が発見されました。
事故により一時700メートルの車列が生じ、NEXCO東日本は関越道の利用を控えるよう呼びかけています。

この事故は、公共の安全に関わる深刻な状況を浮き彫りにしています。冬季における道路の安全対策が不十分であることは、悲劇の連鎖を招く結果となりました。政府と関係機関は、制限速度の適切な設定と共に、道路の凍結対策を強化すべきです。早期の路面状況に応じた警報システムの導入、凍結防止剤の定期的な散布、また事故発生時の迅速な情報共有体制の構築が求められるでしょう。これらの対応は、命を守り安心して利用できる交通インフラの実現に不可欠です。安全は何より優先されるべき価値であり、それが欠けたとき、社会全体がその代償を支払うことになるのです。人々が安心して移動できる社会を目指し、迅速な改善を期待します。
ネットからのコメント
1、首都高速でのトラック火災でも、道路が傷んでしまって、道路面の舗装のやり直し工事をしていました。高速道路面に瑕疵が残ったのが原因で、事故誘発の発生を絶対に防止するためとの事でした。今回の関越は20台近くの火災事故となったので首都高速の事故とは比べ物にならないレベルで道路が傷んでいると思います。年末年始となると、工事関係も休業している所が多いので、道路再工事の大人数の手配も大変だろうと思います。
2、この日の夜、南魚沼市地域で宅配をしてましたが横なりの吹雪で視界はかなり悪く路面はブラックアウト状態。車のヘッドライトを10月にハロゲンからHIDに変えた為、ライトに付着した雪が溶けず更に視界悪化。雪国でのHIDは不向きだと痛感致しました。亡くなられた方の冥福をお祈り申し上げます。
3、雪道の注意が書かれているけど、チェーンやスタッドレスは絶対だけどそれで事故が防げる訳ではない。スピードを落とすしかないのだが、何キロなら大丈夫という正解はない。今回のように一台の事故が何十台にもなるような状況に巻き込まれたら防ぎようは無いと思う。
4、事故史に残る大惨事ですね。キャリアカーが燃えてる映像は、後端のほうで、その前には車が突っ込みまくった塊があったと。撮影した人も巻き込まれて、証拠として撮ってたのでしょうけど、命がけでしたね。風で爆風が飛んでくるし。道路は盛土の上と思われるが、橋桁の上だったら、橋の崩落もあったかもしれない。雪で立ち往生のニュースを見るたび思うのは、こんな日でも予定どおりに仕事しなきゃいけないの? という事。下は立場が弱いんだから、大企業が見ぬふりしないで、中止命令を出さないと。企業がやらなければ、通行止めも考えるべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/455272559f6297f13b84470b5b18d5249d24c9ab,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]