2023年10月5日、新START=新戦略兵器削減条約が失効しました。この条約は2010年にアメリカとロシアが調印し、戦略核弾頭の配備数を1550発以下に抑えることなどを義務づける、両国間での唯一の核軍縮条約でした。失効に伴い、中国外務省の林剣報道官は「世界の核秩序に消極的な影響を与える」と懸念を示しました。ロシアは条約の延長を打診していましたが、トランプ大統領は中国を含めた新たな交渉枠組みを求めており、合意には至りませんでした。結果として、国際的な核軍備管理体制が揺らぐ中、各国の開発競争が加速する懸念が高まっています。

アメリカとロシア間で唯一の核軍縮条約が失効したことは、世界の安全保障に深刻な影を落としています。条約の失効により、核兵器配備数の制限がなくなり、各国が核開発競争に走るリスクが増大しました。この事態は主に、現行の軍縮制度の不備と、それに代わる新たな枠組みが構築されていない点にあります。
今後の課題としては、まず第一に米露間での新たな軍縮協議の開始が求められます。次に、中国を含めた多国間での協議枠組みの構築が早急に必要です。そして、国際社会全体で核不拡散の重要性を再確認し、新たなルール作りを誘導することが不可欠です。この状況を放置すれば、世界は再び核の悪夢に直面する危険性があります。「兵器の数ではなく、平和の価値を増やそう」という視点が、今こそ求められます。
ネットからのコメント
1、「核なき世界」は日本人は勿論、世界中の人々の理想です。しかし、核保有国が非核国を侵攻し、核攻撃で脅しているのが現実である以上、非核国が核保有を検討するのは至極当然です。日本もイスラエルのように、核保有の認否を明らかにせず秘して核保有するのが最も抑止力があります。
2、白々しい。本当に核秩序を心配しているなら、トランプの呼びかけに応じて交渉の席に着けばよかった話だ。桁が違うと言い逃れしているが、今まさに猛スピードで核弾頭を増やしているのは中国自身だろう。自分たちは発展途上だからルール無用という理屈を経済だけでなく核軍縮でも通用させるつもりだろうか。
それでも条約は失効することになった。1550発という上限がなくなること以上に、お互いの基地をチェックする査察がなくなってしまうことの方が重大に感じる。
3、「世界の核秩序に消極的な影響を与える」毎年東京に照準向けた核弾頭を増やしてる中国のどの口が言う。日本は核武装すべきだ、維新の言うように核共有だけでも議論すべき。イラク潰せたアメリカも、和歌山県並みのGDPの北朝鮮が核武装したら何もできなくなった。インドのように経済制裁食らってでも核武装すべき。その方が長期的メリットは大きい。
4、「中国の核戦力はアメリカ・ロシアとは全く次元が異なり、現段階では核軍縮交渉には参加しない」中国は、アメリカやロシアと同程度の核兵器を持つまで、増強を続けるのだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/48605165c629663cbb806ab5aa5f96a69cd2fb3b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]