12月31日に浦和駒場スタジアムで行われた第104回全国高校サッカー選手権2回戦で、前回王者の前橋育英（群馬）が神戸弘陵（兵庫）と対戦した。前橋育英は主将の竹ノ谷優駕、久保遥夢、柴野快仁のプロ内定3選手が先発し、試合開始初期から神戸弘陵の攻撃に苦戦する。15分にはクリアボールを神戸弘陵の池壱樹に拾われ、先制点を許す。40分には再び池がミドルシュートを決め、前半を0-2で折り返す。

後半も前橋育英が反撃に出るが、31分に関蒼葉が1点を返すも1-2で敗れ、2年前に敗れた相手に再び敗北した。

この試合の結果を受けて、前橋育英の選手たちの心情は複雑だろう。特にプロ内定選手を擁しながら敗北したことは、責任感や自責の念に苛まれてもおかしくない。しかし、彼らは今後の成長のためにこの経験を糧としなければならない。敗北は単なる結果であり、そこから学ぶことこそが次なる成功への鍵だ。さらに、多くのスポーツ選手が同様の悔しさを経験し、そこから這い上がってきたことを忘れてはならない。大切なのは、この敗北を悔やむ以上に、次のステージに向けた準備をし続けることである。成功は一瞬ではなく、その過程で形成されるものなのだから。そして、スポーツの魅力は努力と情熱が報われる瞬間にこそある。前橋育英の選手たちが次回の試合で力を発揮することを切に願っている。

ネットからのコメント

1、番狂わせだとか奇跡とは言わせないくらい神戸弘陵のサッカーが前橋育英の良さを完全に消してた。それでも最後は同点のチャンスまで作った前回王者の意地は流石でした。兵庫県民として抽選の時に頭を抱えましたが、この結果には嬉しさが爆発しました。

2、確かに前評判は番狂せだと思うが、神戸弘陵の選手もうまいし、戦えるし、走るし、めちゃくちゃポテンシャルの高いとてもいいチームでした。選手層がどうかわからないですが、どこまで勝ち上がるか楽しみです。

3、神戸弘陵のハイプレス、プレスバックを徹底したサッカーが本当に強かった。ただクリアするだけじゃなくてボール繋げるし、ボールホルダーに対する寄せも早い、まさに現代サッカーって感じでしたね。前回大会で大活躍した前橋育英の白井選手に対しては必ずダブルチームで対応してたし、対策もばっちりハマってましたね。後半アディショナルタイムを過ぎて、笛咥えて吹こうとしてるのに前橋育英がボール持ったら笛吹くの止めるのは酷すぎた。2、3回は笛吹くの止めてたし、神戸弘陵からすれば最後の大ピンチに繋がってるからマジで怒っていいと思う。

4、前橋育英は以前も前回優勝メンバーが最上級生になって優勝候補筆頭になった時、あっさり負けた年代がありました。歴史は繰り返すのだなぁと。しかし近年の神戸弘陵はポテンシャルの高いサッカーをする印象。ここのブロックは本当にどこが勝ち上がってもおかしくないですね。