大阪府知事選で吉村氏が再選を目指す背景には、次期衆院選と連動した大阪都構想再挑戦の公約があります。自民、立憲民主、公明、共産という主要政党が独自候補の擁立を撤回したため、選挙が無投票の可能性もある状況となりました。吉村氏は「都構想に反対なら候補を立てればよい」と繰り返す一方、「民意を得た」と捉える具体的な得票基準については明言していません。都構想の賛否と得票数が選挙の焦点を曖昧にしており、公約達成への進展に、その実行可能性と必要性が問われています。

吉村知事の「都構想再挑戦」という公約に取り組む姿勢は明確ですが、選挙の構造には疑問が残ります。主な問題点は、候補が立たぬ状況で民意と呼べるほどの選挙結果が得られるか否かです。大阪都構想という都市制度改革は、大阪の行政運営に多大な影響を与える議題でありながら、広範な議論と真剣な反対意見が軽視される恐れがあります。
この状況は、民主主義の基本要素である多様な意見を反映する機会の欠如を意味します。また、得票数の基準を具体化せず「挑戦を許した」と解釈するスタンスは、民意を曖昧にし政治的な正当性を損なう可能性をはらんでいます。
解決策としてまず、都構想を巡る直接的な住民投票の再実施を検討すべきです。さらには、主要政党や市民団体による代替案の提案と公約競争を活性化させ、議論の場を広げることが求められます。最後に、得票数に基づく目標や「民意」の条件を明確に設定し、透明性を確保する必要があります。民主主義の信頼性は選挙の公正さと内容次第です。この再挑戦は本来、市民に新たな選択肢を示し、議論を再燃させるべき契機であるべきです。現状のままでは、制度改革の大義が形骸化するという危険性をはらんでいます。
ネットからのコメント
1、本当、またこれですか。いい加減にしてほしい。二度も住民投票で決着がついた話を、自分の都合で辞職してまで蒸し返すなんて、もはや行政の私物化以外の何物でもないですよ。自民党が「独り相撲に付き合う必要なし」と候補を出さないのは賢明な判断だと思います。
結局、相手がいなければ勝つのは当たり前なのに、それを「民意を得た」と強弁して3度目に突き進むつもりでしょうが、そんなの通用しません。予算編成の時期に職を放り出す無責任さには呆れるばかりです。維新の身内からも反対の声が出ているのに、強行突破しようとする姿勢は民主主義への挑戦とも取れます。結局、選挙費用という多額の税金を「自分のパフォーマンス」のために使っているだけ。大阪府民もいい加減、この「勝つまでジャンケン」の茶番に気づくべきではないでしょうか。
2、2回今まで負けていて、今回勝ったら民意を得たことになるのか。2回負けたら3回勝たなければいけないのでは。こうやって自分が最後の1回だけ勝てばそれが民意だと、自分で決めたルールを市民に納得させてからなのでは。
3、ほぼ負け確定の戦で良しとする得票ライン、そら言えないわ。15-20くらいで自民が議席伸ばして足して過半数なら与党としては信任得たいえるとかの皮算用してそうだが。維新は議席大幅減ならそれは連立にいることに対しての否が民意だと気づいてほしいが。
脱法主義の政党だから難しいか。
4、どうあがいても都構想をする気か。無投票でも都構想、2階の住民投票で負けても都構想、もうやらないと言っていても都構想。一体何を信じればいいのか。府民の意思をなんだと思っているのか。無投票になるということはこのダブル出直し選が失敗だったということだ。その反省は考えないのか。選挙そのものもそうだが、府民を見ず、維新ばかりを見る政治に、国民は冷めた目で見ているように思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d15e0b42ef9f121a5986d8709f632ce74bef1e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]