5月23日、フジテレビで霜降り明星の粗品がMCを務める新番組「ツッコミ芸人No.1決定戦 ツッコミスター」が放送予定となっている。粗品は司会にとどまらず、出場芸人の選定や企画設計など制作全般に深く関与。番組は、松本人志が主導した「人志松本のすべらない話」や「IPPONグランプリ」に似た「純粋なお笑いを競技化する」構造を目指しており、「ポスト松本人志」としての粗品への期待が込められている。また、近年のフジテレビは視聴率低迷やイメージ悪化が続いているが、この番組を通じて再びお笑い文化の中心に返り咲く狙いがあるとされる。

フジテレビが粗品を前面に押し出す戦略には一定の期待が持てる一方で、見過ごせない問題点もある。まず、松本人志時代の成功体験に固執し「競技化」路線を踏襲するだけで変化を起こせるかは疑問だ。現代はYouTubeや配信プラットフォームなど、多様なメディアで笑いを消費する時代。
テレビの枠組みで、古典的な「審査」「権威」の印象に重きを置きすぎれば、視聴者に「古臭さ」や「押し付け感」を与えかねない。
問題の本質は、ただ「お笑いの王者」に返り咲くのではなく、新たな価値観や視聴者の多様性に応じた番組作りを模索しなければならない点だ。フジテレビのかつての隆盛は常に時代の先を行く挑戦によって支えられてきた。その文化を再び体現できるかが鍵となる。
解決策として、
番組制作自体に芸人や視聴者の意見を巻き込み、双方向のインタラクティブ性を組み込む。ネット配信やSNSとの積極的な連携を図り、若い世代に響く取り組みを拡大。お笑い番組の形態やルールにおいても既成概念に縛られず、時代に応じた柔軟なフォーマットを模索する。粗品に全てを託すのではなく、制作陣全体による「今のお笑いの形」を追求する姿勢が試されている。視聴率のための短期的な成功に終始せず、真の「新生フジテレビ」を顕在化させる覚悟が求められるだろう。
ネットからのコメント
1、笑いのセンスはやっぱりすごいけど、時折人を傷つけかねないワードチョイスをするのが個人的には好きになれない。
ポスト松本仁志の登場は業界にとっては悲願でしょうね。
2、ん⋯ポストまっちゃんはなんかちゃうな。まっちゃんはウケないボケでもしっかり拾ってボケ返す能力は圧倒的やしな。別路線なんだろうが、ポストって感じでもない粗品の例えツッコミは確かに秀逸。ただまだトゲトゲしい時もある。まだマイルドで安定的な言葉選びする麒麟・川島の例えツッコミの方が視聴者ウケはいいやろ。
3、一部の若者が熱狂し、その熱が同世代や他の世代に伝播すれば、おのずからそうなるでしょ。ただ、趣味嗜好が極めて多様化しているこの時代には、昔に比べて相対的に困難。私には他の若手の方が面白くて粗品の「面白さ」は正直よく分からないし。他の人が言うように才能はあるんだろうな、とは思うけど、こればっかりは好みだから仕方ない。
4、かつての冠番組も、実際は浜ちゃん、他の共演者、スタッフと協力して作ったものではありますが、松本人志には、視聴者に「松ちゃんにしかできない」と思わせるカリスマ性がありましたね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/41b79bebfd545bfa33895c7b92607d0637b83600,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]