2023年10月22日午後8時20分頃、東京スカイツリーにてエレベーターが急停止し、計20名(うち子ども2名)が地上約30メートル地点で約5時間半にわたり閉じ込められる事故が発生しました。エレベーターは「天望デッキ」と地上を結ぶ4基のうち2基が異常停止し、下降中の1基に乗客がおり、もう1基は無人でした。事件を受け、午前1時45分頃より消防隊員らが緊急用の扉を利用し救出作業を実施。閉じ込められた全員が無事救助され、けが人や体調不良者は確認されませんでした。また、約1200人がタワー内部に一時取り残されましたが、稼働中の他エレベーターで地上へ降りる措置が講じられました。現在、警視庁が原因を調査中です。

今回の事故は、エレベーターという日常空間での突発的なトラブルの一例ですが、多くの人々に不安を与える重大な問題です。安心と安全を謳う公共施設で起きたことを考えると、このような長時間の拘束は異常です。
問題の本質は、まず複数のエレベーターが同時に停止することの想定外リスク、緊急時対策の限界、さらには事前メンテナンスやシステムの脆弱性にあります。
解決策としては、まず点検体制の強化をはかり、予防保守の頻度をより高めるべきです。次に、トラブル時の避難手段として、全フロアで万全の代替措置を常時確保する必要があります。加えて、メンテナンス内容と安全基準を透明化し、利用者に安心感を与える啓蒙活動も欠かせません。
安全性がおろそかになる時、公共施設の信頼が損なわれ、訪問者は不安を抱えます。本来の「安心して楽しめる」という価値が揺らぐことは避けなければなりません。今回の事故をきっかけに、命に直結する領域では万全を期す社会構造の構築を期待します。
ネットからのコメント
1、全員救助が完了して、ようやくスカイツリーも先ほど消灯してました。たくさんのレスキュー隊や消防車も撤収準備している様子エレベーター内は大変だったろうけど、、全員無事で何よりです救助にあたった方も本当にお疲れ様でした。再発防止に努めて欲しいものです。
2、メーカーの原因調査が完了するまで4基とも止める必要があるのは言うまでもないが、救出まで何故そんなに時間が掛かったのか検証が必要。こういう事態が想定されていたからこそ緊急避難の仕組みが入っており、実際に20分も掛からずに救出作業が完了したのであれば、単に仕事を始めるのが遅かっただけという事にならないか。スカイツリーの運営会社は、緊急時のマニュアルに従った行動が取れていたか、避難訓練の状況など問われるだろう。
3、閉所恐怖症なので4階位までなら階段で行きます。混んだエレベーターには乗れないので何回もやり過ごすことも多い。エレベーターに乗る前はトイレに行って、デパスと飲み物と携帯トイレを携行している。電車に乗る時も同じ。震災を経験してこうなってしまった。面倒くさいけど仕方がない。エレベーターの中に飲み物や携帯トイレの設置を義務づけてほしい。
4、エレベーターは日常に潜むリスクの一つですね。数年前、大地震のドキュメンタリー番組を見ましたが、エレベーターのメンテナンスをする企業の社員は、大地震が発生して非常停止したエレベーターが多発した場合、自宅に近い現場を優先して対応している手順になっていました。
しかし、首都圏の膨大なエレベーターの数に対して人数が足りない上、大地震で道路まで含めた交通が麻痺すれば、対応はさらに遅れるだろうと想定されていました。そんな中で東京スカイツリーのような特殊なエレベーターの場合、対応可能な人は限られていると思います。官民が今一度、エレベーター事故や災害時における対応について見直してほしいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cf3b0dddcf414f948ddc38f749a5f81957c30188,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]