日米軍は、1月29日から2月5日にかけて「キーン・エッジ」と称する図上演習を実施し、敵ミサイル発射拠点への攻撃手順を確認した。これは日本の反撃能力向上を目的としており、自衛隊と米軍の連携による指揮系統の点検を行った。3月には陸上自衛隊と海上自衛隊に長射程ミサイルが配備される予定で、地上発射型は熊本市の陸自健軍駐屯地に、イージス艦「ちょうかい」に米国製巡航ミサイル「トマホーク」を搭載予定。これにより、日本側のミサイル運用能力を高め、抑止力の向上を図る意図がある。

この演習は、日本の防衛政策における重要な転換点を示している。日米軍が共同で行った反撃能力演習は、単なる軍事力の強化だけでなく、地域の安全保障環境に深刻な影響を与える可能性があります。今回の演習は、日本が防衛力を強化する背景にある脅威を理解し、戦略的な抑止力の再構築を模索する一環といえるでしょう。
まず、現状に対して危惧されるのは、日米が反撃能力を確認する一方で、地域の緊張がさらに高まる懸念です。近隣国による軍事的挑発が頻発する中、この動きは新たな軍拡競争を招く恐れがあります。次に、制度的欠陥が浮き彫りとなり得る点として、国際法や平和憲法との整合性が問われる中で、経済、外交、技術革新を基盤とした安全保障戦略の再構築を急ぐ必要があります。具体的な解決策として、国際社会との対話を促進し、透明性ある軍事政策を展開することが求められます。また、地域の安全保障協定を強化し平和的解決の手段を模索することが重要です。さらに、国民への情報公開と理解促進を通じた民主的な支持基盤の強化が不可欠です。これらの取り組みが実現されれば、日本は地域の安定と平和に貢献する道を歩めるでしょう。
ネットからのコメント
1、前回のキーンエッジ24では、侵攻してくる中国艦船へ航空攻撃をするシミュレーションをしていたはず。今回は、12式改やトマホークが配備されるので、それらを含めて敵基地攻撃のシミュレーションですか。台湾有事と言われる軍事侵攻の中に、南西諸島への侵攻が入る可能性もあるので、備える必要はあるでしょう。
日本としては領土を守りきることが重要であり抑止力の整備が必要。敵の艦船や本土からミサイル攻撃があったときの反撃能力も複数の手段の確保、及び情報の伝達ルートの確認など、備えることは大事と思います。
2、演習で反撃能力の運用手順が確認されたことは、日本の安全保障政策が具体的な実効段階に入ったと感じます。長射程ミサイルの配備だけでなく、指揮系統や目標選定、日米間の情報共有といった運用面を事前に点検することは、抑止力の信頼性を高めるうえで重要です。周辺国ではミサイルや極超音速兵器の開発が進み、安全保障環境は確実に変化しています。その中で、攻撃を受ければ反撃されるという認識を相手に持たせることが、結果として戦争を未然に防ぐ抑止につながるのだと思います。また、反撃能力を有効に機能させるためには、米軍との高度な情報共有が不可欠であり、日本側のインテリジェンス体制の強化も必要です。分析能力の向上、同盟国との情報連携の深化など、制度と運用の両面で基盤を整える必要があります。装備の整備だけではなく、情報・制度・同盟を一体として強化していくことが大事だと思います。
3、抑止力強化は大変重要なことだと思います。台湾、尖閣、沖縄と、どこで歯止めをかけるのか?それが問われる状況となってしまったことは遺憾ですが、自公連立の時より抑止力について進展があることに期待したいですね。
4、図上演習もしくは兵棋演習は非常に重要な演習で、実態を伴わないいわゆるシミュレーションゲームであるが、実際の戦闘などの状況を想定して関係各部隊、各部署がどのように動くべきか、対応すべきか、連携すべきかを確認し、実態を伴う演習の前に事前に確認して準備することが大きな目的です。太平洋戦争前にも日米双方で盛んに行われており、日本側は何度やっても負けており、アメリカ側では対日戦争は兵棋演習の通りに進行したが、特攻のみ予期できなかったとニミッツが言っています。このように重要な演習は自衛隊だけでなく同盟国間で日頃から実施しておくことが重要です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3405fdf4efd6cc4d8376d3ad6835d6e71a74ac8d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]