小学館の漫画アプリ『マンガワン』で連載されていた『常人仮面』の作者が過去に未成年女性に対して性加害を行っていたことが発覚し、同漫画作品が配信停止となった。小学館の対応には問題があり、特に過去に逮捕されていた漫画家を名前を変えて再起用したこと、担当編集者が被害女性との示談交渉に関与し、口外しないよう提案したこと、疑惑が浮上した段階で十分な対応や説明を行わなかったことが挙げられる。本件は責任が担当編集者だけに留まらず、出版業界全体としてのガバナンスとコンプライアンス体制の欠如が問われる問題であると言える。
小学館の不祥事は、ただの編集ミスとして片付けることはできません。問題の本質は出版社としての倫理基準の欠如にあります。漫画家の逮捕歴を知りつつも、名義を変えて再起用する行為は、読者や関係者に対して大きな裏切りです。さらに、編集者による示談交渉の関与は、小学館全体のコンプライアンス体制に大きな亀裂を生じさせました。まず、企業として透明性を確保するため、過去の不祥事の開示義務を徹底する必要があります。
次に、編集部内でのガバナンスを強化し、倫理基準に基づいた出版社としての責任を果たす仕組みを構築することが急務です。最後に、被害者への誠実な対応を最優先とし、外部の独立した監査機関による調査を実施するべきです。これらの対策を講じることで、企業としての信頼を取り戻し、倫理的な基準を再確立する必要があります。他者の不祥事を厳しく追及する小学館だからこそ、自らも厳格な目で内省し、より強固な信頼性を築くべきです。
ネットからのコメント
1、この問題は、出版社の担当編集者が被害女性との示談交渉に深く関与し、口止めを提案していたという組織的な姿勢にあります。犯罪の事実を知りながら名前を変えて再起用し、さらにその不祥事が表に出ないよう編集者が裏で動いていたのであれば、それは出版社が組織として隠蔽に加担していたと言わざるを得ません。他者のスキャンダルを厳しく追及するメディアを傘下に持つ企業として、この巨大な自己矛盾をどう説明するのでしょうか。これは現場の不祥事というレベルで済まされる話ではなく、経営陣が自らのガバナンスとコンプライアンスの欠如を認め、説明責任を果たすべき重大な事案だと思います。
2、どうせバレないだろうと起用したのが明らか。それなら、バレてからも配信停止にせずに、何故名前を変えてまで起用したかを堂々と説明し、社会的な批判を甘受すべき。週刊誌で他者を責めまくるのだから、そのくらい当たり前。他人の批判はするけれど自分は批判されたくないなんて、考えが甘すぎる。
3、小学館だけでなく「めちゃコミック」も…。当時の「マンガワン」の編集長は「めちゃコミック」に転職して役員兼編集長に就任しているから経緯を知っている1人だから会社は変わっても説明責任はあると思う。名前を変えて原作者として起用したことを知っていたのか、知らなかったなら最終的に連載の決定権があるから編集者=部下に対する(道義的な部分で)監督責任の問題もある。小学館の影響は小ダメージということでも無いのでは?継承略すけど洋介犬は権利の引き上げを発信したし、他にも怒りを隠さずに発信する作家はいるから同じように引き上げる作家も出てくると思う。藤子F不二雄、あだち充、高橋留美子…といった権利を委託されている亡くなられた作家や小学館一筋の作家は移籍することがないだろうけど、作品発表の場所は幾らでもあるから移籍を選択する作家も出てきて大ダメージにならなくても小ダメージということでもなくなりそう…。
4、この事件が明らかになって、多くの漫画家が「マンガワン」からの撤退を表明している。マンガの編集部ではどこでも、パワハラセクハラが常態化しているという指摘もある。小学館は「組織の問題」として、再発防止を徹底すべきだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b520ef97d3f0ac29526859c2864d58576f484e91,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]