11月7日の衆議院予算委員会で、高市早苗首相が台湾有事における軍事的関与を示唆したことから日中対立が激化しました。その結果、中国政府は日本への様々な対抗措置を発表し、中でも経済的影響が大きいのが中国人の渡航自粛要請です。大阪では観光客のキャンセルが相次ぎ、団体旅行の予約は100%キャンセルされ、個人旅行も予約の7~8割がキャンセルされています。
大阪・京都で影響が顕著で、観光業に大きな打撃を与えています。

この対応は、観光業界にとって深刻な試練であり、経済的ダメージが広範囲に及んでいます。高市首相の発言が引き起こしたこの状況は、日本の観光業界の脆弱性を露呈しました。まず、政府は観光業への支援を緊急に行うべきです。たとえば、国内観光の促進や他国からの観光客誘致を強化し、多様な観光商材の開発を進めることができます。また、対中外交を通じた緊張緩和の努力も欠かせません。さらに、観光業者は、顧客層の多様化を図り、アジア地域全体からの観光客を視野に入れる必要があります。日本は魅力的な旅行先であることを広めることにより、経済的打撃からの回復を可能にするでしょう。首相のひと言が招いた観光業界の苦境は、日本の外交政策と経済の結びつきを痛感させる事例です。
ネットからのコメント
1、多くの業界ではコロナ禍以降にリスク分散をしてきたはずなので、打撃を受けているのは中国偏重で手っ取り早く儲けようとしたか、中国人による中国人観光業がメインでしょう。マスコミでも中国人観光客が減ることで観光業が崩壊するがごとく報道するところもありますが、むしろ、オーバーツーリズムの対策や違法行為の撲滅を進め、健全かつ持続可能な観光業へ舵を切る良いタイミングと捉えれば良いと思います!
2、他の記事に書いたことの繰り返しになりますが、先日京都旅行に行ってきました。以前の報道で京都には外国人、特に中国人で溢れかえっていると聞きましたが、全くそのような事はありませんでした。中国語はちらほら聞こえてきましたが、全てが個人観光客らしく、中国からのうるさい団体旅行者は全く見かけませんでした。日本人も外国人もルールとマナーを守って静かに観光していました。これが本来の京都の姿だと思いました。おかげで私も穏やかな気持ちで京都観光をすることができました。ずっとこのような状態が続けば良いと本当に願っています。
3、中国依存に頼っていない人にはとても良いこと、中国依存に頼っている所はやはりこのような不安定な国の依存は厳しいと思います。今始まったことではないのに、ずっと依存し続けてたのはどうかと思います、これは日本政府が悪いですね、尖閣問題があるのに日本政府も中国依存している、自国の領土が実効支配されて軍事施設まで作られてそれを遺憾砲と水鉄砲で立ち向かっているからこうなる
4、表題には「中国人観光客が消えた街」とありますが、「静けさを取り戻した街」とも言い換えられるのではないでしょうか。また、商店によってはまとめ買いなどが減少しているようですが、顧客を共産党政権からの訪日客に依存するのは、政治的な問題などが発生した際にダメージが大きくなるということを認識する必要があると思います。それは、福島原発処理水の海洋放出にともない、ホタテの輸入禁止措置を講じたという事実を見るだけでも明らかです。いずれにせよ、日本もオーバーツーリズム問題を抱えている現在、高市内閣が対策予算を組む前に、中国側が自発的に「4割削減」という協力をしてくれるとは思ってもみませんでした。
これからは、残りの6割を限りなく「ゼロ」に近づけるよう協力をお願いしたいものです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/962e56310b68b0f0150468ed5e6dd6567bf92947,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]