Netflixで配信中の恋愛リアリティーショー『ラヴ上等』は、視聴者の注目を集めている。この番組は約14日間にわたるヤンキーの男女11人による共同生活を描き、恋愛対象を探す過程を映し出す。参加者は元暴走族総長や少年院出身者といった強烈な経歴を持ち、画面上で展開されるのは甘い駆け引きではなく、生々しい感情と生き様だ。企画・プロデュースを行ったのはタレントのMEGUMIで、彼女自身も「元ヤン」を公言している。
MCにはラッパーのAK-69や芸人の永野が参加し、彼らの的確な解説が視聴者を楽しませている。本作は恋愛を主題としながらも、むしろ人間ドキュメントとしての見応えを提供し、視聴者を引き込んでいる。

この番組はヤンキー文化の新たな側面を描き出し、多くの視聴者に衝撃を与えています。彼らが持つ過去のバックグラウンドが、視聴者に新鮮な視点を提供し、その生き様が感情を揺さぶります。しかし、参加者の過去や視聴率競争のために感情を刺激的に演出することが、視聴者にどのような影響を与えるのかについて考える必要があります。それに伴う社会的な問題も見過ごしてはならないのです。
まず、このショーが描く心象風景が、一部の人々に対して負の影響を及ぼす可能性があります。若者が過激な行動を正当化して捉えるメッセージがないか、慎重に考慮すべきです。
また、社会の中で過去の経歴というラベルを使って人を評価することに対しても、批判の声が上がるべきでしょう。さらに、メディアがその視聴率を優先するあまり、倫理的な問題を軽視することがないよう、慎重に監視することも求められます。
これらの点を考慮し、制作・配信側は参加者の人間性や成長を強調しつつ、過去のステレオタイプではなく、人間の多様性を尊重する方針を持つべきです。また、視聴率を最優先するばかりではなく、視聴者に対する安全で健全なメッセージを伝えることに注力することも大切です。そして、視聴者には自身の価値観をもって、批判的にコンテンツを楽しむ姿勢が求められるでしょう。
ネットからのコメント
1、観ました。YouTubeの男子会でつーちゃんという人が、17才から盗難ナンバーで車乗ってた。車で歩道をアクセル全開で走ってた。とか犯罪を武勇伝のように語ってて引いた。エンタメとはいえ30才にもなってよくこんな話できるなと。真面目に生きてきた人間からするとどこが面白いのか不明。
2、確かに言おうとしていることは分かるかも。恋愛要素を観ている、観たいというよりも、言葉は悪いかもしれないが動物園の猛獣や珍獣の観察劇を観ているような感覚で、物珍しさや次はどんなトラブルが起こるんだ!?という感じが一番の楽しみではあったかも。
最近はこのラヴ上等といい、中年恋リアといい、男同士の恋リアといい内容が尖ったものが多く面白いものが多いので、昔からあるようなバチェラーみたいなものはそろそろ厳しいかなと感じている。来年は一体どんな尖った恋リアが出てくるのか楽しみにしたい。
3、若気の至りとは言え、少なからず周りに積極的に迷惑をかけて生きてきた連中をエンターテイメントのコンテンツとして表に出すのは止めてほしい。こういう連中の被害に遭った事のある人間からしたらニュースになるだけでもイラっとする。
4、14日間で取り繕った中、その人の本質も見えないのに付き合うだの付き合わないだの、バラエティとはいえ軽く見えますね。昔からあいのりとかあったけど、見ても共感も出来ないしカメラの前でカッコつけてるだけじゃんと思ってしまう。こういう偽リアリティをどの層が楽しむのか本当に分からん。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2d3e249b4ef9599cea1c89d06844f38e3f42bfd1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]