中国の王毅外相は、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、ヨルダンの外相らと会談し、日本の高市首相の台湾有事に関する発言に対して、「断固反対を表明した」としました。王毅外相はこれらの国々を訪問し、会談の中で「台湾に関する歴史的事実」を紹介したと述べ、反対の立場を強調しました。中東3か国は「一つの中国」原則を堅持し、中国の国家主権と領土の完全性、国家統一の実現を支持する旨を表明したと発表されました。
王毅外相は、アラブと中華民族が共に植民地支配の経験を持つことから、中国の立場に共感することが可能であると付け加えました。
この状況は、国際社会における中国の主張を浸透させるための戦略的な外交活動の一環とみられます。王毅外相らは最近、日本に対する批判を繰り返し展開しており、中国の国家目標をより強く国際的に推進しようとしています。
これらの事実は、多くの国が中国の「一つの中国」政策に賛同し、国際的な政治情勢が台湾を巡って複雑化している現状を浮き彫りにしています。国際社会における勢力図の変化が注目される中で、各国がどのように対応していくのか、その動向が今後の注目ポイントと言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、ロシアや北朝鮮以外のほとんどの国は「関わりたくないので原則論を唱えるだけ」でしょうね。以前にはドイツに話を持ちかけて「ドイツに比べて日本は第二次大戦を反省していない」と言っていましたが、ドイツは今だに第二次大戦の戦争被害で莫大な賠償を求められており、今年も隣国ポーランドの大統領から国家予算の2年分を遥かに超える賠償請求をされて拒否していました。
当然、中国と一緒に日本を批判などすれば「それならまずドイツが賠償しろ」と周辺国からツッコミが入るのは目に見えていますが、中国側にとってはそんなドイツの事情はどうでも良かったのでしょう。当然、中東でも同じですよ。
2、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツにすり寄ってみたが全く相手にされず、今度は中東に行ったようだが、成果らしいものは何も無かったようだな。日ごろの行いが全てだろう、中国の仲間になりたい国はなかなかいないよ、経済的な影響力もかなり弱まっているからね、この外相はそろそろ交代させられるのではないか。
3、台湾は清国から日本になり、その後日本が敗戦しました。元々どこかと言えば清国(現中国)です。問題は国民党と共産党の対立により国が分断したかどうかです。今は台湾は台湾で独自の国としてパスポートを発行し日本ともたくさん交流がありますから単独の国とも言えるし、元々の話から行けば中国ともとれる。高市さんは米国が中国からの被害あった場合は出撃すると言うはなしです。日本は自分たちの判断で他国を防衛するために戦争に参加できません。
日本は武器を使うことも許されない牙を抜かれた国ですよ。それを他の国々につぎつぎと、よくやりますね。中国側が勘違いしたと発言したらおわるのに。
4、中国は各国の大使を呼び出して同様のアピールをしているとのこと。あちらの外務は国を挙げて取り組んでいます。大部分はスルーすると思われますが、経済等のバーターがあれば中国寄りの姿勢を示す可能性があります。日本側はどうしても受け身になりますが、手落ちなく反論を続けてほしいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9926b875df98475bba3d3605270bb9f6e1966449,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]