この事件では、運転免許停止処分を受けていた40代の会社員が、処分中に無免許で車を運転し、現行犯逮捕された事案です。彼は、免許停止期間中の運転をしないと約束した講習を受けたにもかかわらず、約束を破ってしまいました。具体的には、16日に島根県浜田市の臨湾道路で、停止処分中にもかかわらず乗用車を運転しているとの通報を受け、警察が緊急対応。

現地での聴取では一度は否認したものの、その後容疑を認め逃走。最終的に自宅前で逮捕されました。免許停止期間は処分者講習の結果により30日から1日に短縮されていましたが、この特例がこのように悪用された形となっています。

この件は、免許停止中でありながら運転を行ったという非道な行為が目立ちます。法律を軽んじる態度は、公共の安全を脅かし、社会に対する重大な裏切り行為ともいえるでしょう。一方で、制度そのものにも問題があることは否めません。講習によって停止期間が短縮される制度は、善意の改善を期待していますが、それが裏切られた形となっています。まず、講習制度の見直しや、講習後の監視強化が必要です。また、停止期間短縮の条件として、さらなる監視や教育プログラムの義務化が考えられます。そして、再犯防止のための罰則強化も検討すべきです。

交通ルールを無視することの重さをしっかりと認識させる社会作りを進めることが大切です。無免許運転がいかに危険で不適切な行為であるかを社会全体で再確認し、再発防止に努める必要があります。

ネットからのコメント

1、免停の講習で、その日に無免許運転して逮捕される。当然、免停になったのは、直前何らかの違反があったからだ。せっかく短縮されたのに、たった1日を待つことができなかった。なんと代償の大きなことだ。これで事故を起こしていたら、さらに大きな代償になっていたかもしれない。二度と運転しないように願う。

2、これ免許センターで免停講習1日やって免停30日が1日に短縮されるが講習が終わった時に「今日車で来ている方は明日までは無免許運転なるので運転は出来ませんので車を置いて行くか代行頼んで下さい」と説明があるはず…免停講習はセンターで1番終わりが最後になるので出て行った人がセンターの駐車場へ行くのを確認して警察に電話したのでしょうね。今日は運転出来ないのは知っていたはず…。1日だけ我慢すれば罰金だけで良かったのに…更に1年取れない上また教習所からやり直し…｡勿体ない。

3、そもそも講習を受ければ免停期間が短縮されるというシステムがおかしいと思う。それは違反者にとってはありがたいだろうけど。本来なら30日間停止なら30日間停止のまま、ただしその間に講習を受けなければ免許は取り消しになるとかにするべきだと思う。運転できなければ生活に困る人もいるかもしれないが、そんな人が違反して免停になったことが問題だと思う。

4、講習日はまだ免停中。なので講習には絶対に車で来ないようにと言われている筈。講習が終わってもその日はまだ免停中なのは当然。せっかく1日の講習で免停が解除されるのに、乗ったばかりに無免許運転で逮捕。免許取り消しですか。開き直って無免許運転を繰り返さないことを願います。