進学塾enaが2026年1月に予定していた「小6入試直前必勝特訓」の平日午前開講分は、中止となりました。この講座は小学校を休むことを前提としており、SNSで「やり過ぎ」との批判が相次ぎました。特訓は1月9日から31日の計23日間で、平日午前9時から午後4時まで行われ、小学校授業と重なる日程でした。料金は平日5日間で8万8000円で、都立中の適性検査対策を主な内容としていました。
緊急の感染症予防や受験対策のために1月に学校を休む受験生も多く、議論は続いています。

この問題は、教育の現状と受験体制が抱える複雑さを浮き彫りにしており、社会的な関心を呼んでいます。進学塾が平日日中に特訓を行うことは、小学校を欠席することを前提にしているため、教育制度と家庭教育の調和を脅かすものであると批判されるべきです。制度の欠陥は、受験制度の過剰な競争とプレッシャーが、子どもたちの健全な成長環境を損なう点にあります。解決策として、まず受験の過度な負担を軽減する方針を策定し、家庭と学校の連携を強化すべきです。また、教育機関と進学塾が共同で、受験生の学びをサポートするための合理的な代替プログラムを提供することも求められます。教育の本来の目的は、子どもたちの健全な成長と知的好奇心を促すことであり、競争のみに傾斜する制度は再考されねばなりません。
こうした具体的な変革が求められる中で、社会は新しい教育の価値観を探る必要があります。

ネットからのコメント
1、難しい問題。勉強どうこうより学校でインフルエンザやコロナにかかるリスクを考えると年明けは中受組は学校を休むの仕方ない所もあると思う。数年この日の為に頑張ってきたのに、インフルエンザを隠して学校きた子がいると、そこから感染したら取り返しがつかない。インフルエンザでも熱が下がったら内緒で通わせる親、一定数いるからなぁ。
2、こういう塾があるのも仕方ないと思う部分はある。地方ですが附属中の生徒は高校受験のために1カ月程休んだりします。日本の授業は飛び級もなく授業に着いて来れない生徒に合わせるため先に行きたい人が行けない現状があります。あと内申点稼ぎで、きたない手を使う人もいます。
そういう子を見ると内申点の比重を下げるべきだと思う。心が綺麗な子が内申が取れなくて希望の高校に行けなかったと聞いた時、内申点重視は辞めるべきと本当に思いました。
3、数年前に我が子が通ってた塾では、3学期もできる限り学校には通うようにってわざわざ指導がありましたよ。朝起きて学校に通い、きちんと机で勉強するという生活リズムを崩さないようにって。お休みしちゃうと、深夜まで勉強して昼まで寝てしまう子も多いんだとか。試験は朝開始が多いですからね。そして、学校は45分ごとに教科が変わる為、試験の際の気持ちの切り替えの練習にもなるそうです。
4、普通に考えたらアウトなんだけど、塾とか関係なくても自主的に休んでる子がいるみたいだし、どうなんかなー、と思う。中学校側が「小学校の出席状況も大きく合否に影響します」ぐらい言わないと、問題の解決にはならないんじゃないかな。受験する側は合格したいんたから、合格にプラスになるなら、それはやるでしょ。やっぱり受け入れ側がもっとトータルで合否判断をしなくてはいけないのではないですかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f7d7ee6d919acdf4d3c79e1cf33ac7d1437450c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]