12月15日、日本リウマチ学会は2026年4月に福岡市内で予定していた総会の日程を1日前倒しすると発表しました。これは嵐のラストツアーとDREAMS COME TRUEのコンサートが同時期に福岡市で行われ、宿泊や交通の確保が困難になると判断したためです。計5万人の集客が見込まれるコンサートに対し、学会には約7000名が参加する予定でした。
オンライン開催を含めた検討も実施しましたが、4800万円の追加予算が必要とされ、前倒しによる混乱の軽減を選択しました。同様の混乱は、嵐の北海道公演でもすでに発生しており、ホテル料金の高騰や空き室不足が問題となっています。さらに、北海道大学の試験日程との重複も指摘されています。

この事件は、一見エンターテイメントの賑わいが原因ですが、その影響は多岐にわたっているため、複合的な制度的欠陥が浮き彫りになっています。第一に、大型イベントへの依存度が高すぎる都市インフラの脆弱性が露見しました。交通手段や宿泊施設のキャパシティが限界を超える状況での調整不足が、現場への大きな負担を強要しています。次に、短期間での情報公開と調整不足。具体的なスケジュールが発表されたにも関わらず、適切な対策が講じられなかったのは、行政とイベント主催者間の連携の欠如が大きな要因です。
最後に、これは一地方の問題にとどまらず、全国的な観点でのイベント管理システムの改革が求められています。このような状況を改善するためには、地元政府や企業による施設インフラへの投資、リアルタイムの情報共有システムの開発、そして長期的な都市計画としてのイベント対応能力の向上が必要です。これにより、エンターテイメントの華やかさを楽しむ傍らで、多くの人々が直面する実際の不便を軽減できる道が開かれるでしょう。
ネットからのコメント
1、嵐側は北海道の日程について何ら対策も変更もせずにいるとは思わなかった。トマムの星野リゾートが送迎付きで格安で用意といっても、調べたら公共交通機関でも車でも札幌まで2時間以上とかなりの距離。北大後期の受験生が当日不安な状況にならない様、嵐の事務所も何かしら誠意のあるコメント出せばいいのに。
2、本来はなんの為に全国ツアーをやるのかと言ったら、その地域のファンの為ではあるんだけどね。それがファンが多くなり過ぎてそれぞれの住んでいる地域ではチケットが当たらなかったり、全部見たいと云うファンも多いからこうなってしまう。
無理な話だけど、福岡だったら九州エリア中心にチケット当選が決まる様にしたらここまで問題起きないのだろうけどね。
3、3月は卒業式や大学受験、人事異動など、日本では毎年様々な行事がある。なんでそんな時にラストライブなど計画するのか。国民的アイドルといっても中年になり活動休止して久しく、興味のない人からしたら迷惑しかない。しかも何の説明も声明も配慮もなく押し通す。何度も言いますが、興味のない人も沢山いて、大学受験生や家族にしたら本当に迷惑だと思います。
4、ライブは基本夜にというのを覆してくれたらいいのに。16時開演のこともありますがそれでも1万以上の集客となれば遠方からの人数も増えます。14時からなら宿泊無しで日帰りも可能な人が増えるのでは?始発で出て最終で帰る。嵐の今回のツアーは1名義で複数当選は有り得ないのだから、二日連続で入るって人は本来ないわけで。なら日帰り可能なら助かる人もいます。それでも宿泊しないとという人もいるでしょうけれど18時開演よりはかなり減るでしょう。1万以上の集客だと、仕事終わりに行ける人を優先するより日帰りできる人を増やす方が、このような宿泊施設の不足をカバーできるのではないでしょうか?金曜を18時開演、土日は14時開演。
いいと思うのですが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad13302837ee3ead64761c1dd083762d8776283,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]