群馬県前橋市の前市長、小川晶氏が、辞職に至ったスキャンダルにもかかわらず、次期市長選に出馬する意向を表明しました。11月に小川前市長は、部下である既婚男性職員とのホテル密会問題で辞職。その後の記者会見で「軽率な行動で市民の信頼を裏切った」と謝罪を述べつつ、再び市政に挑戦する決意を示しました。小川氏は「やり残した公約を果たす」との意向も表明。

市長選には他に弁護士の丸山彬氏、元市議の店橋世津子氏も立候補しており、選挙は2026年1月5日に告示され、12日に投開票が行われる予定です。

小川前市長の再出馬表明は驚きを禁じ得ません。一度は信頼を大きく損なった公人が再び立候補することに、多くの市民が不安を感じていることでしょう。問題は、個人の過ちが市政全体への信頼を揺るがせた点にあります。まず、1. 倫理規範の徹底と遵守を図るため、政治家への道徳教育の強化が急務です。2. 市政運営の透明性を高め、市民が情報にアクセスしやすくする制度を確立すべきです。3. 信頼回復には時間がかかるため、立候補するにあたり、小川氏には具体的な改善策と行動計画を示す責任があります。前橋市の未来は、政治家の透明性と倫理観が確保されることと切っても切れません。

価値観と政策の真摯な再構築が求められます。

ネットからのコメント

1、逆風ではなく自分で蒔いた種です。苦しいのはあなたではなく職員の奥様です。自分の考えだけをベラベラ喋るだけなら子供でもできます。相手の職員は職を追われ、奥様は深く傷ついてるにも関わらず自分は何食わぬ顔して返り咲こうなんてムシが良すぎるし考え甘すぎますね。厚顔無恥とはまさにこのことですね。支援者もどうかしてるんだと思います。明日か明後日の知事の定例会見が楽しみですね。前橋市民の良識ある審判を期待しています。

2、物価高対策や公約継続は重要ですが、私的な不祥事によって市政を止めた責任と、政策遂行能力は別次元です。「仕事はできるから」という論理は、公的立場における信頼回復の説明にはなりません。有権者が見るのは「逆風に立ち向かう姿」ではなく、過ちにどう向き合い、どう言葉で説明するかです。そこを欠いたままでは、厳しい選挙になると思います。

3、市長選の出馬について、明言していなかったが立候補を表明した。市長選に出て来るのはミエミエだったが。 「どんなに逆風でも、どんなに苦しくても・・・・市長選挙に再びチャレンジする・・・」どんなに逆風でも、ラブホテルに密かに通っていたから逆風が吹いているわけで、そのため苦しくなっているものと思われる。

言い方は悪いが、あえて身から出た錆と言わせてもらう。弁護士丸山氏と、元市議が立候補を表明しているようだが、ここはもう新しい人に託して前橋市政を進めてほしいと思う。

4、どういう神経してるの？相手の方は退職するというのに。あの歳で再就職は、退職理由もあるので厳しいかと。奥さんはこうなるとは全く思ってなかったと思う。ご家族が可哀想です。