2023年10月17日、横浜地裁で旧ジャニーズ事務所の性加害問題に関する訴訟が行われました。訴訟の原告「スタートエンターテイメント」は、元ジャニーズJr.の飯田恭平さんが訴える2001年から2006年の被害について賠償責任がないことの確認を求めています。スタート社は2023年に設立されたため、その責任を負えないと主張。しかし、飯田さんはこの訴えを「責任逃れ」とし、組織運営の密接な絡みを指摘。
被害に対する正当な評価を求めています。一方で、スマイル社も飯田さんへの補償の提供を試みたものの合意には至らず、同様に債務不存在の確認を求めて提訴しています。飯田さんはアメリカでも訴訟を起こしており、日本の時効問題を考慮しています。

飯田恭平さんに対する裁判は、社会的責任の欠如と組織的な欺瞞が浮き彫りとなる深刻な事例です。ジャニーズ事務所からの派生であるスタートエンターテイメントが、被害を訴える飯田さんに対する賠償責任を回避しようとすることは、明らかに社会的道義に反しています。まず、旧ジャニーズ事務所の問題を真摯に受け止め、被害者支援の具体的な枠組み作りが必要です。そして、企業が組織再編を理由に過去の責任を逃れられないことを法律で明確にするべきです。さらに、被害者が安心して声を上げられるような環境の整備を促進し、社会全体での支援体制の強化が求められます。
この事件を通じ、利益の追求が人々の痛みと尊厳を押しつぶすことのない社会を築くための原動力とする必要があります。
ネットからのコメント
1、責任逃れと言うのはどうなんでしょう。加害者とされるジャニーさん本人が亡くなっていて、被害者とされる人の話しだけで裁判もしてないのに事務所と姪のジュリーさんが謝罪して補償している。こんな事は本来ないと思う。補償の支払いも所属していた事が確認出来て、証言の内容が辻褄が合えば証拠もなくても払われたようですが、それでも補償対象者として認められなかったのだから仕方ないと思います。ジャニーさんが生きている時に訴えれば良かったのでは?亡くなった人の事で他の人に補償してもらえる事は難しいと思います。
2、スマイルアップと資本関係のない会社を作れと言われて作ったのがSTARTOです。世間の要請に応えて、わざわざ別会社を作った。なのになぜSTARTOからもお金を取ろうとするんでしょう?理解できません。
3、この問題は裁判をしたら会社側の勝ちですよね。法的には賠償義務はないですし、被害があったとしても立証できない
4、この件で被害者を名乗る人はたくさんいても証拠となるようなもの、写真1つも出てきてないのが不思議です。そんな状態で、資本関係のないスタート社からお金をとろうとするのはかなりムリなんじゃないですかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1e79a55d1e3b0d0a13ee7afadaab6bb8987167aa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]