2023年10月26日夜、群馬県みなかみ町の関越自動車道下り線水上インターチェンジ付近で、大規模な多重事故が発生しました。午後7時25分頃、中型トラックがスリップし横向きに停止したところに大型トラックが衝突。その後、後続の車両が次々に追突し、最終的に50台以上が関与する事故となり、少なくとも16台が炎上しました。事故は27日未明に鎮火しましたが、77歳の女性が死亡、5人が重傷、21人が軽傷を負っています。
現場は大雪警報下で、圧雪状態の滑りやすい道路でした。この影響で湯沢インターチェンジから月夜野インターチェンジ間の上下線は通行止めとなり、再開の見通しは立っていません。

この重大な事故は、交通インフラと安全対策に深刻な問題が潜んでいることを明るみにしました。今回の事故の背景には、気象条件の悪化による路面状況の悪化、交通情報提供の不足、そして車両のきちんとしたメンテナンス不足があると考えられます。まず、関係機関は迅速に道路状況に応じたリアルタイムの警告システムを確立し、ドライバーに適切な注意喚起をする必要があります。次に、雪や氷のある道路のメンテナンスを強化し、交通量の多い時期には特に重点を置くべきです。また、ドライバーに対する気象条件下での運転の研修を推進し、危険認識を高めることが急務です。
私たちは公共の安全を確保するために、制度や意識の改善を求め、未来に向けた具体的な行動を促す必要があります。この事故は、私たちが無視できない現実の課題を浮き彫りにしており、安全な交通社会の実現を目指す原動力となるべきです。
ネットからのコメント
1、大型ドライバーしているものです。関越トンネル抜けてから乗用車だったり大型車だったりかなり速度出してくる車が多い区間です。そのスピード出して事故を起きるのは当たり前です。50台以上となると、慢心している人がたくさんいるんだなと実感したと同時に私自身も改めて気をつけようと思いました。
2、高速道路で50台以上が玉突きなんて、完全に基本の交通マナーが守られていない証拠です。車間距離をきちんと取って、速度を落としていれば、ここまでの大惨事にはならなかったはずです。「カーブの先で見えなかった」なんて声もあるようですが、高速道路に視界ゼロ級の急カーブなんてありません。止まれなかったのは視界の問題じゃなく、単純にスピードの出し過ぎと、余裕のない車間距離。それだけの話です。雪道は“上手い人”ほど慎重に走ります。
危険なのは、自分の運転を過信して安全マージンを削る人。この時期は特にそういうドライバーが増えます。だからこそ、車間距離を多めに取る。速度を落とす。当たり前のことを当たり前にやる。それができないなら雪の高速なんて走るべきじゃない。尊い命が失われているんです。もう少し危機感を持って運転しないといけないですね。
3、積雪時にノーマルタイヤで事故を起こした場合は一発免停にして欲しい。毎年ノーマルタイヤで事故やスタックし道封鎖など迷惑だけでは済まされない。以前首都高でノーマルタイヤ車が雪の坂道を登れず半日以上通行止め。命に係わる事なので冬タイヤの法改正をし厳しく取り締まって欲しいです。
4、速度+車間距離の大切さが判る事故ですね。中型って、旧旧免許の普通(現中型限定)の人も居るし、リミッター付いてないから速度出すし…危険と背中合わせである事を理解していないかも…あと、スタッドレス(冬用)タイヤを装着して、少しでも安全意識を向上して下さい。(特に、運送会社で装着していない車両が多すぎ…年末年始の帰省ラッシュが始まりましたが、今回亡くなられた方の御冥福も含め、この様な事故の無いようにお祈り申し上げます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/418cab589305bae26ff21c41eebd28e59d4345d4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]