高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」の元代表である福原敬済容疑者が詐欺の疑いで逮捕されました。事件は福原容疑者が都内に住む男性から高級腕時計15本、約1800万円をだまし取ったことに始まり、45都道府県での被害届が受理され、総被害額は28億円以上に達しています。腕時計は貸し出されているにもかかわらず、所有者には手数料として月額預託料が振り込まれていたが、2022年1月に突然サービス終了が発表され、時計は返却されませんでした。
福原容疑者は2023年にドバイに逃亡、一部資金を暗号資産やオンラインカジノに利用していたとされています。彼の逮捕は国際手配後、1年半以上に及ぶ逃亡の末となりました。

この事件から見えるのは、日本の金融サービスや詐欺事件への法的対応の緩さです。高級腕時計という個人資産が、ほぼ無制限で他者の手に渡るシステムは、あまりにも脆弱であり、予防策が求められます。まず、金融サービスに対する厳しい監視と監査の強化が必要です。次に、高額品の取引における透明性の確保が重要で、所有者にリアルタイムでの資産動向を確認できる仕組みも求められます。その上で、詐欺ケースへの迅速な対応と、逃亡の防止策として国際的な捜査協力体制の強化も欠かせません。このような事件が続くと、「信頼」という最も重要な価値が失われかねません。
この機に、企業倫理と法制度の再評価を進めるべきです。
ネットからのコメント
1、福原、中山容疑者のたった2人の会社でよくこれだけの大規模な詐欺ができたものだと驚いています。本社は18平米のワンルームマンションです。実質的には自営業と変わらなかったのですね。ワンルームマンションの自営業者に、高額な時計を預けますか?取引前に、きちんと取引先の身元を調べたほうが、身を守れると思います。
2、確実にドバイに匿ってた詐欺師仲間がいるんだからそいつらの居場所を吐くまで拘留した方がいい。資金はほとんどそいつらに流れてるんだろうから芋づる式に捕まえないと。日本の警察は優秀なんだから頑張って。
3、もちろん犯人が一番悪いのだが、本当のコレクターは大事な時計をレンタルするかな?と率直に思います。たぶん昨今の時計のブームでプレ値になっておるので投資目的の時計愛ではなくお金愛の方達が預けているのかなと思う。自分も25年前の結婚当時に記念に買った時計ががあります。なかなかのプレミアつきましたが売る気は無いし大切にしている。
なのでいくらお金貰えるからと貸して他人がつけるなど考えたこともないです。
4、金の切れ目が縁の切れ目というが、ドバイもシンガポールも金がなくなった外国人逃亡者には非常に厳しい街。強制送還してくれるならまだマシで、地元の犯罪集団に襲われたり、ひどいときには誘拐されて臓器抜かれたりする。もちろん現地の警察は捜査すらしない。逃亡してきた外国人犯罪者が、ごねまくって高級マンションにいすわったり、生活保護をもらって医療費タダで暮らして行ける国なんて日本くらいのもの。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9eacf3466ab56d15ffe457537041751723503da6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]